No.2

藤沢氏の言葉で、

「脇役には、どうしても前面に出なければならない場面がある。

主役に脚光を浴びせる時と、主役が傷つきそうになった時である。

その時こそ脇役は最大の演技力を発揮しなければならない。

あたしは山師でもあり、舞台づくり、舞台回りをやらせたら、天下一品ですよ。」

と言うのがある。

 

この言葉で表わされる通り、藤沢氏は、宗一郎氏をどんな場面でもサポートしていた。

 

組織作りにも、宗一郎氏の才能を十分に発揮させる為とホンダが将来、万物流転の掟によって滅ばない為に、研究所を独立させている。

研究所の分離独立は、いわば、宗一郎氏亡き後、ホンダを支えていく為の小宗一郎氏の育成のためでる。

 

 

そして、ホンダと言えば、ワイガヤと言われる役員大部屋制度。

これが、小藤沢武夫づくりの妙手だったようだ。

藤沢氏は役員達に、

「重役は何もしなくてもいい。

あたしもそれでやってきた。

何もないところからどうあるべきかと言う問題を探しだすのが重役の役目で、日常業務を処理するのは、部長以下のやる仕事だ。

だから、役員は全員本社に来て、白紙の状態からホンダがどうあるべきか探し出して欲しい。」

と言って説得したそうだ。

 

各部門の重役が集まると言う事は、各部門の情報や問題点も自然と共通の話題となり、会話に厚みが増して、自然とレベルも高くなった。

 

また、現場に居ては、日々の仕事に追われるだけで、大局的に企業の将来を考える事が出来ない。

 

現場から引き離す事で、自分部門だけでなく、各部門も含めて大局的に企業の動きを見る経験も積めるようになる。

 

こうして、各部門の役員が議論し合う事で、色々な案がでて、さらにその案を元にさらに議論をする事で、新しい案が出てくる。

この時の基本は、「人の話をよく聞く」事だと言う。

 

 

この話を読んで思ったのが、特殊法人に天下っている人達に聴かせてやりたいと思った。

各省庁に関係している企業に天下っているはずなので、人脈・知識・経験はあるのだから、本気で考えれば必ず改善策は出てくると思う。

それが出来ないのであるから、官僚の腐敗としか思えない。

情けない話だが、いっその事、各省庁のトップ3ぐらいまでの部屋を一つの大部屋にまとめれば、お互いを監視する意味を込めて、意識改革が出来るのはないかと思ったりもする。

 

 

話はそれたが、大局的に企業の将来を見るのは大事だと思う。

最近は、大局と言っても、自分の業界・自分に関連した業界だけでなく、今まで、関係ないと思っていた業界の動向や情報にもアンテナを立てておく必要性が高くなってきたと思う。

業種や業界によっては、海外の急成長している国々にもアンテナを張っておく必要があるのではないかと思う。

 

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