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仕事を教えるとは、自分の仕事の時間を作ることです

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仕事を教える相手は、一人ひとり、性格・長所・短所などが違います。 違いますから、型にはまった教え方をしていては、仕事を覚えてくれる人もいれば、なかなか覚えてくれない人もいます。 その為、相手に合わせた教え方が必要となってきます。 相手に合わせた教え方をする為には、相手の目線になり、相手の気持ちを考える必要があります。 言い方を変えると、ホスピタリティ的な考え方が必要となります。 ホスピタリティと言えば「おもてなし」という事をイメージして、接客業などお客様に対して行うサービスの一つだと思われがちです。

「サービス」と「おもてなし」を同じものだと思っている方もいるかもしれませんが、この2つは違います。 「サービス」とは、マニュアルがあり、誰が行っても同じ内容のものしか行われません。 なので、相手が本当に求めている事を行う事が出来ない場合があります。 ただ、サービスとは、この程度のものだと割り切っている人が多いので、それ以上の事は求めることはしません。 対して、「おもてなし」には、マニュアルがありません。 マニュアルが無いので、行う人の感性や行動スキル・人間力などによって、相手に行う内容が違ってきます。 まさに、そこがポイントなのです。 マニュアルが無いからといって、何でも出来るというわけではありません。 物理的に無理な事や守るべき規則・ルールという枠はあります。 その枠の中で、相手の求めている事を感じとり、自分が行える範囲内で想像力と創造力を最大限に活用し、相手の為に行動をするのです。

その際、必要となってくるのが、相手の気持ち・立場になって、今、この現状で何を求めているかを考える想像力なのです。 相手の気持ち・立場を想像し、相手の心に寄り添う事で、相手が求めている事を初めて行うことが出来ます。 そして、その行動こそ、サービスを超える瞬間なのです。 前振りが長くなりましたが、仕事を教えるのが上手い人は、相手の気持ち・立場を想像して、教え方を少しづつ相手に合わせて変えているのです。 サービスを提供するように、マニュアルという型にはめて仕事を教えてしまうと、仕事を覚えてくれる人となかなか覚えてくれない人に差が出てきます。 その理由は、マニュアルという型に合わない人が、多かれ少なかれいるからなのです。 学校で言えば、普通の授業のペースの勉強についていけない子供たちです。 その子供たちが、頭が悪いとか要領が悪いとかいうのではありません。

一人ひとり、覚え、考え、理解するスピードが違うだけなのです。 なので、時間をかけ、理解できるまでじっくり教える事が大切なのです。 これと同じで、仕事を教える場合も、時間をかけ、出来るまで、根気よく教え続ける事が大切です。 ただ、働く対価として報酬を貰う仕事では、それほど時間をかけることは出来ません。 出来ないがゆえに、短期的な結果を求めてしまいがちです。 短期的に大きな結果を求める事は無理でも、小さい結果を出すことは可能です。 小さい結果を出させるという事は、言い換えると、小さい成功体験をさせる事なのです。 学校でいえば、小テストで高得点を出させるようなものです。 小さい成功体験を繰り返す事で、仕事に対する自信にもつながります。 仕事に対して自信が持てるようになったら、相手の仕事の質・知識・熟練度に合わせて、仕事を少しづつ任せることで、自然と仕事の幅が広がり、任せられる仕事が増えてきます。 最初のうちは、フォローをする必要もありますが、初めて自転車を乗った時のように自転車の補助輪を外す感じで、少しづつフォローを無くしていば、仕事を完全に任せられるようになっていきます。

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プロフィール

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はじめまして。アクティーズ ジャパン代表の吉岡 晃です。

私は20年以上にわたり、物流倉庫の現場で作業者・フォークリフトオペレーターとして働いてきました。現場で培った経験をもとに、今は「考えて動ける現場人材=考動人材」の育成を支援する活動を行っています。

物流は「ただ運ぶだけの仕事」ではありません。荷主やお客様がつくった価値ある商品を預かり、それを経営資産に変える大切なプロセスです。そして、その物流を動かすのは、現場の判断力・連携力・仕組みを整える力を持った“人”です。

現在は、そうした現場の力を引き出すために、ホスピタリティの視点や生成AIを活用し、現場の経験知をストーリー化・言語化する取り組みにも力を入れています。

倉庫は、ただの箱ではなく、「人が育ち、価値が動く場所」。
現場に“考える文化”と“誇り”を根づかせることで、次の世代へつなぐ物流を共につくっていきたいと考えています。

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