経験実績による視点の違い(倉庫内レイアウト編)

倉庫内のレイアウトをする際、
何を重要視すればいいのでしょうか?

答えは簡単です。

生産性が上がるレイアウトではなく、
安全性が高いレイアウトなのです。

安心・安全に仕事が出来なければ、
仕事に集中できません。

私は、転職をしながら、
さまざな企業内の倉庫業務を行ってきました。

大手企業は、
どこの職場も安全性を重要視して、
様々な対策をしていました。

ただし、
経験実績が少ない職場などは、
1つの視点でしかレイアウトを考える事ができず、
安全性を軽視ししがちです。

例えば、
職場内のレイアウト変更を行った場合、
生産性の上がるレイアウトと
安全性の高いレイアウトを両立することが必要なのです。

そして、
安全性を重視するレイアウトの方が優先順位が高いのです。

ただし、
これを行うためには、
様々な視点から倉庫内のレイアウトを考える必要があります。

実績経験数が少ない人が行うと、
どうしても1つの視点しか持つことができず、
生産性を上げるレイアウトか、
安全性を重視するレイアウトのどちらかに偏ってしまいます。

そして、
生産性を上げるレイアウトをしてしまう可能性が高くなります。

なぜなら、
事故は必ず起きるとは限らないので、
ついつい忘れがちになってしまうのです。

経験実績が多いと生産性を上げるよりも、
安全性をあげる方が優先順位が高いということを感覚でわかっています。

なぜなら、
人身事故などを起こした場合、
業務に多大な影響与えることを知っているからです。

そのことをわかっている大手企業では、
危険箇所があれば、早急に対策を行っていきます。

以前、
私が働いていた大手企業では、
死角になる箇所には、
ミラーを付けて死角を無くすための対策を行っていました。

それでも、
ちょっとした油断で人身事故は起きます。

職場で働く人の安全意識を高める必要はありますが、
仕事に慣れてくると、精神的な余裕が生まれます。

その精神的な余裕から生まれた、
ちょっとした気の緩みで事故と言うのは起きる場合が多々あります。

それは、
防ごうと思ってもなかなか防ぐことができません。

なので、
倉庫内のレイアウトによって、安全性を高める必要があるのです。

そのためには、
作業動線がどのようになっているかを熟知する必要があるので、
倉庫内レイアウト変更は、
倉庫業務の流れを把握している人が行う必要があります。


間違っても、
倉庫業務の流れを把握してない人が行ってはいけません。

把握してない人が行うと、
作業動線が分かっていないので、
生産性を上げるレイアウトを行ってしまい、
安全性を軽視したレイアウトにしてしまう可能性があります。

その結果、
安心・安全に働けず、作業に集中出来ず、
ミスが多発し、生産性を下げる事になりかねません。


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