物流倉庫ソリューションは、人材育成への段階へ
物流倉庫ソリューションは、次の段階に入っているのではないかと思うのです。
今までは、現場作業内容・行動導線の可視化・数値化がメインの機能でした。
可視化された数値をもとに問題点、課題点を導き出し、改善対策を考え、作業効率を上げてきました。
言い換えれば、工程、部署にフォーカスして、改善策を考え、作業効率を上げてきました。
これは、個人でいくら頑張っていても、評価されずらい、自分の成果、達成感が得られづらい側面を持っています。
なので、頑張っている人にとっては、不満を感じさせてしまいます。
ただでさえ、倉庫現場作業者の評価基準は曖昧で、ブラックBOX化されていて、自分の評価がどうなっているか見ること、知ることが出来ません。
なので、次のフェーズは、数値化された内容をいかにして、作業者のモチベーションアップ・自己成長に活用するかではないかと考えます。
見方を変えると、可視化されたデータをいかに人材育成に活用するかではないかと考えます。
その一つの活用方法として、データを作業者が自分なりに解釈して、そこから自分には何が足りないか、どうすれば作業効率を上げて、作業時間を短縮し、楽をして作業を行うことができるかを自ら考えるようにして、考えた内容を実際に実行することで成果を見える化します。
これにより、一人ひとりに合った自主的な目標が作成できるだけでなく、達成した際には達成感を感じることが出来るようになります。
データを活用して、自己評価をして、問題点、目標作成、行動計画、改善対策を考えたくても、スキル不足などで出来ない場合は、外部のサポートを導入する事も検討する必要があります。
多くの作業現場においては、このように自己評価をして、自問自答して、自分なりの目標、行動計画を作成するのに慣れていません。
なので、サポートが必要とされる場合がありますが、社内では人材不足、人手不足という状況により、サポートできない場合が想定されます。
なので、外部のサポートの導入が必要とされます。
作業者自身のやる気を社内の人材不足、人手不足により、閉ざすことは、会社の成長にも影響を与えてしまいます。
また、この成果レポートとして、管理職に対して提出することで、自分の評価を上げることが出来るでしょう。
ただ、これらは、あくまでも自主的に行うものであって、強制されるものでは絶対にありません。
なので、作業者を評価する際は、提出されたレポートは、あくまでもプラス評価のみに採用されるものとします。