既存の作業者とルール規則を守らせる為の関係性


長い物には巻かれろと言うものがあります。

これを職場のルールや規則を守る事に当てはめると、
どうなるでしょうか?

簡単に言えば、既存の従業員の人たちが、
ルールや規則を守っていれば、
自然と新人も守る様になります。

逆に、既存の従業員の人たちが、
ルールや規則を守っていなければ、
自然と新人も守らなくなります。ことわざに

どんなにルールや規則を守るように注意をしたとしても、
周りの人達が守っていなければ、
守る必要がないと言う認識が広まってしまいます。

例えば、フォークリフトを使っている倉庫内では、
「従業員のそばを通る時は声かけをしましょう」と言う
ルールがある場合が多いです。

そういったルールがあるにもかかわらず、
誰もそのルールに従わず、声かけをしない職場だった場合、
あなたは1人だけ、声かけをしますか?

もっと言えば、あなたがもし新人だった場合、
先輩の従業員が声かけをしていない状態の中、
1人だけ声かけをする勇気はありますか?

もし、1人だけ声かけをしていたら、
1人だけ浮いた存在になり、居心地の悪さを感じたり、
違和感を感じてしまいます。

もちろん、ルールで決められているのだから、
真面目な新人だったら、最初は声かけをするでしょう。

それでも、
先輩従業員が声かけをしていない状態の中では
長く続かないはずです。

まさに長い物には巻かれろ状態になってしまいます。

本来であれば、
現場のリーダーがリーダーシップを発揮して、
声かけをする必要があります。

リーダーがどんなに
ルールや規則を守ろうといっても、
リーダー自身が守っていなければ、
周りの人は守る事はしないでしょう。

言い換えると、
リーダーは自分の責任を果たしていないのです。

職場で決められたルールや規則を守らせるためには、
誰かが率先して行動し、守ること伝える必要があります。

その役目は、
本来であればリーダーの役割ですけども、
極端なことを言ってしまえば、誰でもいいのです。

誰かが、最初の一歩を踏み出し、
守っている状況を創り出す必要があります。

ただし、一歩を踏み出しても、
短期間で終わっても意味がありません。

大切なのは、
ルールや規則を守っている状況や状態を
維持継続(習慣化)させることなのです。

そうでなくては、
ルールや規則を作った意味がありません。

繰り返しになりますが、
ルールや規則を守る状況や状態を
創り出す先導者が必要なのです。

そして、その先導者は、
物流マンである正社員が担う必要があります。

パートやアルバイト、
派遣社員から、ルールや規則について、
正社員が指摘される事ほど、情けない事はありませんから。

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