仕事を教え、成長させる為の3つの仕事領域とは?

仕事を3つの領域に分けると、
「守の仕事領域」「破の仕事領域」「離の仕事領域」となります。

 

この3つの分類は、
剣道や茶道の修行で言われている「守破離」を基にしています。

 

守破離とは、「剣道や茶道などで、修業における段階を示したもの。

「守」は、
師や流派の教え、型、技を忠実に守り、確実に身につける段階。

「破」は、
他の師や流派の教えについても考え、良いものを取り入れ、
心技を発展させる段階。

「離」は、一つの流派から離れ、独自の新しいものを生み出し確立させる段階。 」

のことです。

 

守破離の考え方を仕事領域に当てはめると、
下記のようになります。

 

守の仕事領域は、仕事の基本を学び、
教えられ、必要な知識・スキル・資格を身に付ける領域です。

 

破の仕事領域は、学んだ仕事の基本を守りながら、
自分なりの仕事スタイルを創り出す為に試行錯誤する領域です。

 

離の仕事領域は、仕事の基本を守り、
自分の仕事スタイルで仕事を行う領域です。

 

 

守の仕事領域とは、
入社後、仕事の基本である知識や用語・仕事の手順、コミュニケーションを学んだり、
教えられたりする領域の事です。

 

  • 入社2年目までは、
    仕事の手順・用語・知識・全体の流れ、
    注意点など、仕事の基本をみっちりと学び、身に付ける事が必要です。
  • その為、ティーチングが主体になります。
 

破の仕事領域とは、仕事の基本を守りながら、
会社から与えられた仕事を今の経験や知識・知恵を活用し、
自分の強みや独自性を活かした仕事が出来るように挑戦する領域の事です。

 

  • 入社3年目から5年目まで、
    仕事の基本が身に付いた次の段階になり、基本から少しづつ離れて、
    今までの経験や知識・知恵などのリソースを活用し、
    自分の強みや独自性を活かす仕事のやり方を構築する事です。
  • 自分の強みや独自性を活かし、仕事のやり方を構築する為には、
    進むべき方向性を示すための目標が必要です。

  • 目標を達成する為には、
    定期的な進捗状況の確認などの振り返りなどを行う事が必要です。

    その際、頭の中を整理する為の話し相手や
    客観的な視点や意見・質問を投げかけて、
    振り返りなどをサポートするパートナーが必要となってきます。

  • その為、「聴く・承認・質問・」のスキルを活用するコーチングが主体となります。

 

 

離の仕事領域とは、
自分の価値観・人生のミッション(使命)に従い、
仕事を志事に変えて、仕事を通して、
自分の人生の主人公になり、自分らしい人生を生きていく領域の事です。

 

  • 入社6年目にもなると、
    昇進や報酬の為に仕事を行うことに対して、
    物足りなさを感じてくる人が多くなります。

  • その物足りなさを埋めてくれるのが、
    マズローの欲求5段階説においての第5段階でもある
    「自己実現欲求」となります。

  • 何を実現するのかは、一人ひとり違いますので、
    正解はありませんが、離の仕事領域に踏み込んでいる人であれば、
    気がついていないだけなのです。

  • 気がついているのであれば、
    「勇気・パッション・愛」を持って、自分に対してリーダーシップを発揮し、
    会社の枠から一歩踏み出す事が必要となってきます。

  • リーダーシップを発揮し、会社の枠から一歩踏み出す為に、
    目の前の出来事や状況に対して、
    どのような判断・決断をし、行動するべきか、
    自問自答し、答えを出す必要があるので、セルフ・コーチングが主体となります。

 

 

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