働く人が健康で、長く働くための3条件「教育システム・新人正社員編」

若手・新人が、仕事の基本を学び、健康で無理せず成長できる 職場環境を作るサポートを行います。 無視せず、健全に目標達成をし、自己成長が出来るように 部下目線による人材育成のサポートを行います。


働く人が健康で、長く働くためには、三つのバランスが大切です。

1:人間関係

2:教育システム

3:環境

 

 

 

教育システムとは簡単に言えば、
仕事の教え方、人材(人財)教育(新人教育、若手教育、幹部教育など)
という人の成長を助けるシステムと定義します。

 

 

 

多くの会社が、
様々な教育システムや研修などを取り入れて、
実践しています。

とは言え、
それらの教育システムが有効に活用されているとは言い切れません。

 

 

それは、受けている人が
「仕事の一環だから」、「受けるのが義務だから」、
「給料をもらうために必要だから」など、
仕方なく受けている人がほとんどです。

 

 

 

一回数万円、数十万円もする研修であろうと、
受ける人が義務感で受けていては全く効果はありません。

 

 

なぜ、そんなことが起こるのでしょうか?
答えは簡単です。

 

 

一人ひとり、
仕事に対する目的意識や求めるものが違うからです。

 

 

例えば、スポーツをやる人が、
すべてオリンピックやプロの選手を目指しているわけではありません。

 

 

人によっては、「健康の為」、「ダイエットのため」、
「ストレス発散のため」にやってる人も多くいます。

そんな人たちに、
プロになるための強化合宿に参加させても効果は薄いです。

 

 

その理由は、
プロになる為にやっているのではないので、
強化合宿に参加する意義やメリットを感じないからです。

 

 

それと同じように、向上心が高く、
仕事を通して自己成長をしたい人とたまに贅沢ができて、
不便を感じない生活する為の収入さえ得れれば十分な人では、
研修に対する受け取り方が違います。

 

 

いってみれば、
会社側として、少しでもキャリアアップ、スキルアップをしてもらい、
仕事の業績アップ、収益アップに貢献してもらいたいという意向と、
働く側として、無理をせず、自分のプライベートや趣味を充実させたい、
そのための収入を得たいと言う目的の不一致が起こるのです。

 

 

その目的の不一致を解消しない限り、
いくら優秀な教育システムを導入しても、
求めている効果は得られません。

 

 

そのことを指導する人間がわかっていないと、
新人や若手に対して高いプレッシャーやストレスを
感じさせる指導してしまいます。

 

 

相手が、「仕事に対してどんな目的を持っているのか」、
「仕事を通して将来どうなりたいのか」、
「仕事を行うことによって何を手に入れたいのか、何が身に付けたいのか」
などを知る必要があります。

 

 

ただ、
新人や若手が指導する側である
上司や先輩に素直に話すことはまずできません。

 

 

なぜなら、
自分の評価や見られ方を気にしているからです。

 

 

少なくとも1年や2年、
一緒に働いてお互いの信頼関係を築いてからでないと、
相手の素直な目的を知る事は難しいです。

 

 

そうなってくると、
新人や若手に対する教育システムは、
仕事に関するものではなく、
自分の人生に関するものを中心にすることが必要です。

 

 

自分の人生に関する事をテーマにした研修であれば、
多かれ少なかれ興味関心は持ってくれるでしょう。

 

 

そして、
その研修で行われるワークショップにより、
自然と将来の目的が見える化され、
相手の目指したい将来を無理なく知る事ができます。

 

 

それらの内容をもとに、
仕事の教育の方向性を考えれば、
目的の不一致を避ける事が出来るだけでなく、
相手にとって達成する意味のある目標を作る事が出来ます。

 

 

研修やセミナー、
勉強会を社内で開催するだけでは、
意味がないのです。

 

 

重要なのは、
学んだ事を判断・決断、行動に活かすことが
出来ているかなのです。

 

 

「学びました」、「良かった」、「勉強になった」、
「面白かった」などで終わらせては意味がないのです。

 

 

次の行動に活かす為には、活かすだけの理由・動機が必要なです。

 

 

その為には、自分の将来に関する事をビジョン化し、
今の自分には、何が足りなくて、何が必要なのか、
その為には、どんな行動が必要なのかを明確にする必要があります。

 

 

そして、それらの内容と仕事の内容をリンクさせる事で、
仕事に対する向き合い方・見方も変わってくるのです。

 



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