一歩踏み出す勇気in支え愛百年塾 前編

今年で一度、
終わりを迎える高野登氏を塾長とした
百年塾に参加をしてきました。

テーマは一歩踏み出す勇気。

参加して感じたことを書きたいと思います。

一歩踏み出す勇気とは、
リーダーシップを意味するものであり、
その根底に自分の哲学を
持つ必要があるのだと感じました。

高野氏のお話の中で、
「哲学とは何か?」と言う問いに対して、
哲学とは在り方であり、
自分の哲学を持つと言う事は、自分の在り方を意味します。

自分の在り方を形創るものは、誇りであり、矜恃であり、
自分の生き様に対する中心にあるものであり、
自分の守りたいもの、譲れないもの、失いたくないものでもある。

立場が人を創るとよく言われますが、
その理由が、まさに在り方にあります。

立場が変われば、生き方が変わり、守りたいもの、
譲れないもの、失いたくないものが変わってきます。

簡単に言えば、
会社で役職が上がり、立場が変われば、
守るべきもの、譲れないもの、
失いたくないものが変わってきます。

役職がなく、
責任もそれほど重くなかった立場であれば、
自分の事だけを考えて、
仕事を行えば良かったものが、
役職がつくことで、会社に対して責任が生まれ、
従業員の生活を守ると言う責任が生まれてきます。

その結果、
従業員の生活を守るために、
会社の利益をあげたいと言う気持ちにより、
利益優先になってしまい、
従業員に無理をさせ、健康を壊し、
心を壊し、結果的に生活を壊してしまう。

スタート地点は、
従業員の生活を守りたいと言う気持ちであったにも関わらず、
気がついたら、
会社の利益を守ることに重点を置いてしまっていたのです。

これは経営者や管理職の人たちだけに
言えることではありません。

職場の班長やリーダーにも言えることです。

仕事は、少しずつ覚えてもらえば良いと
言う気持ちがあったにも関わらず、
気がついたら、少ない人数で仕事を行い、
作業効率をあげたいと言う気持ちにより、
無理をさせる傾向にあります。

問題は、そのことに気づいていないことです。

自分はどんな気持ちで仕事を行っているのか?

相手にはどのような気持ちで仕事を行ってもらいたいのか?

どのような仕事を行ってもらいたいのか?

そのことを自問自答し、
自分の仕事に対する在り方を見つめ直す必要があります。

時代は変わり、環境、状況は激変し続ける中、
変わらないモノ。
それは、自分の在り方なのです。

ただし、その在り方を守る為には、
考えて、考えて、行動し続ける必要があります。

もちろん、さまざまな課題、難題があるでしょう。

その課題、難題を乗り越える為にも
自分の在り方を自覚する必要があるのです。

リーダーシップとは、
どう在るべきか、何を成すべきかを
考え、行動する事なのです。

ただし、気をつける事が一つあります。

リーダーシップとは、
行き過ぎると自己中心的な
行動になっているのではないかと
私は、ずっと考えていました。

今、振り返れば、
率先して、行動して、様々な指示をして、
現場を仕切っている時でも、
相手に無理をさせていないかと考えてしまいます。

なぜなら、 一人ひとり、能力・スキルレベル、
知識レベルが違うからです。

それが、今回のお話を聞いて解決しました。

一人ひとりの在り方を認め、受け入れる事で
相手に合わせた指示をすることで、
自己中心的なリーダーシップを抑制することに気づきました。

そしてもう一つ。
自分の在り方を自覚し、相手の在り方を認める事で、
相手との接し方も変わってきます。

相手の在り方を認め、受け入れる事で
相手の生き方、考え方を尊重する気持ちになり、
相手に合わせた仕事の指示や教え方を無意識にする事が出来ます。

なぜなら、
相手の立場になって、物事を考えることが出来るからです。

一昔前は、
多くの人は、会社の方針に合わせ、
会社のために一心不乱に働くことが常識とされてきました。

ところが、時代が変わり、一人ひとり、
自分の生き方や生活を重視するようになりました。

その結果、
自分なりの働き方を模索する人たちが増え、
様々な働き方をする人たちが増えてきました。

そうなってくると、
昔ながらの考えの経営者や管理職の人たちにとっては、
どのように仕事を教え、管理をすればいいか迷いだしました。

本来なら迷う事は無いのです。

なぜなら、相手の立場に立って、
どうすればいいかを
考えればいいだけのことなのです。

それが出来なくなってしまったのは、
従業員は、給料もらっているのだから、
会社のために働くということが
当然と言う思い込みが強かったからです。

様々な働き方がある現在、
1つの会社に固執する必要性を感じる人たちは減っていきました。

逆に、
自分たちの人生や生活を充実させたいと思う人が増えてきました。

新しい時代、新しい考え方を受け入れるためには、
パラダイムシフトをする必要があります。

後編に続く


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