自分の心の扉を開いておく必要性がある、その理由は

漫画「バーテンダー」Glass 95より。

「街場のバーが隠れ家なら、ホテルのバーはクロス・ロード=交差点なんです。」

”人と人とがすれ違い、出会いが別れていく。

その一瞬で、人生が変わる事もある。

だから、出来るだけ多くのお客様が入りやすいよう、扉はない方がいい。

それが、ホテルのバーの考え方です。”

「扉は、バーテンダーの心の中に。

技の中に。

経験の中にもある。

だからこそ、私は、こう考えて仕事に向き合います。」

「どんな仕事でも、10年間は、自分の中に扉を作らない。

たとえ、自分とは違うやり方、違う考え方と思っても。」

クロス・ロードは、ブログやHPも同じ事が言えると思う。

ネットサーフィンして、いろいろなブログ、HPを巡る。

実際に製作者には会わないが、製作者の考え方や価値観、想いには触れる事が出来る。

触れる事で、考え方などが変わり、行動に移す人もいれば、ただ、通り過ぎる人もいる。

行動に移した人は、それによって、人生が変わる可能性を得た事になる。

ただ、なかには、メンバー制などを使って扉を作っているところもある。

世の中には、いろいろな考え方や価値観・判断基準が存在する。

どれが正しく、間違っているなど、神様でもない限り判断は出来ないのではないかと思う。

だからこそ、それらのモノを受け入れ、自分のコアを創り出す出来なのだろう。

コアが出来れば、ぶれる事がなくなると思う。

また、コアがないといろいろな考え方などに振り回され、自分を見失い、自分らしい人生を送る事は出来ない。

歳月は別として、いろいろなモノを色眼鏡を使わず、偏見を持たず、受け入れる時期は必要だと思う。



お酒のシュリーは、ソレラシステムで熟成される。

樽を四段に積み上げ、最上段に最も若いワイン。

最下段に一番古いワイン。

最も古い樽から抜いたワインと同じ量のワインを上段の樽から、順番に補充していく。

沖縄の泡盛の古酒と同じ方法であり、原酒の品質を均一にする。

新しいワインも気が付けば、古いワンと同じになる。

新入社員も、年月が経てば、良くも悪くも、その企業の社風に染まる。

古いワインが上質のワインならば、新しいワインも同じように上質なワインに仕上がっていく。

社会人一年生、転職した企業、または、その業界の事はまったく知らない未経験者など、その企業色に染まっていない人であれば、あるほど、その企業の社風、社内の雰囲気、人間関係、仕事の方針など、既存の組織に左右される。

腐敗した組織が、改革を行い、正常な組織として機能するには、長い年月が必要とされる縮図が、このお酒の作り方であるソレラシステムから見れるのではないかと思う。

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