潜在意識in宗一郎氏

意識には、顕在意識と潜在意識がある。

その潜在意識の中に創造的潜在意識と言うものがある。

 

潜在意識は、体験した事などを記憶・習慣化する事が含まれる。

創造的潜在意識には、創造的な問題解決・目標の推進と言うものが含まれる。

 

本田宗一郎氏の事を例に上げると。

 

終戦後(1945年)、宗一郎氏は、今まで経営していた会社の株をすべて豊田自動織機へ売却し退社。

その際、トヨタからは自動車部品を作ったらどうかと話があったらしいが宗一郎氏は、

「戦時中だったから小じゅうと的なトヨタの言う事を聞いていたが、戦争が終わったのだから、今度は自分の個性を伸ばした好き勝手な事をやりたい。」

と言って袖に振り、その後、一年間「人間休業」と称して働かなかった。

 

戦後と言う事もあり、先行き不安にもかかわらず、自分の個性を伸ばした事をやりたいと言って、あっさりと休養に入ってしまうとは、ホンダの原点がまさにここにあると思う。

休養中の一年間は、家で友達と酒盛りに明けくれたり、浜松氏の飲み屋に行ったりと遊びまわっていたと言う。

 

一年間も何もしないで休んでいると、周囲から非難の目を向けられるようになったが、宗一郎氏いわく、

「私としては遊んでいても、ただ遊んでいたわけではなかった。次に何をやろうか絶えず心ひそかに考えていた。」

「ドブロクで酔っ払って、あっちこっち歩いているうちにだんだん判ってきたんだ。いろいろな情報が入ってきたよ。」

と言う。

これこそ、常に潜在意識と言うアンテナを張り巡らしていた結果だと思う。

戦後間もないと言う事で、日本国内の価値観が一変してしまい、今後の動向が読めないと判断しての一年間の休養だったのだが、この休養のおかげで、そのあとに繋がるビジネスの種を得る事が出来た。

 

問題は、潜在意識に取り入れる事が出来ても、そこから引き出し、いろいろな事柄を関連付けて行動しなくては意味がない。

その点で言えば、宗一郎氏は、創造的潜在意識をフル活用した結果、自己実現を出来たと思う。

 

 

顕在意識では、忘れてしまったとしても、潜在意識は忘れる事はない。

忘れると言う事は、ただ、顕在意識が潜在意識の中から検索してその事柄を取り出す事が出来ないだけである。

 

何かを思い出そうとしても、その場では思い出せず、思う出すのを諦めて忘れてしまっても、時間が経ち、ふと思い出す事があると思う。

それは、顕在意識が思い出す事を諦めても、潜在意識では思い出そうと常に働き続けているからである。

 

 

常に色々な事に興味を持ち、行動し体験する事によって、顕在意識では認識出来ていない事でも、潜在意識は記憶している為、思わないところからアイデアが浮かんでくるのが頷けると思う。

 

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