整理整頓の目的と作業効率アップ、ミスや事故防止、ルールや規則を守らせる事を混同していませんか?

整理整頓の目的と作業効率アップ、ミスや事故防止、
ルールや規則を守らせる事を混同していませんか?

別のブログ
整理整頓の目的とは、
「お客様・働く人を笑顔にする為に
場を整え、場を作る事です。
お客様からお預かりしている商品や自社の商品を
清潔に破損なく、出荷伝票通りにミスなく
発送することであり、
働く人が、健康で安心・安全に働ける場づくり」

とお伝えしました。

では、
整理整頓をする事で、作業効率アップ、ミスや事故防止、
ルールや規則を守らせる事は
出来ないのかと疑問に思う方も多いと思います。

もちろん、出来ます。

作業効率アップ、ミスや事故防止、
ルールや規則を守らせられる事は、
整理整頓を行った事で得られるものなのです。

整理整頓とは、
場を整え、場を作る事なのです。

「作業効率アップ、ミスや事故防止、
ルールや規則を守らせる」の3つの場合を考えてみましょう。

作業効率アップを考える場合、
基準となる作業効率を最初に決めなくてはなりません。

そのためにも整理整頓を行う必要があるのです。

例えば、
同じ商品が倉庫のあちこちに
点在している状態で、
作業の改善を行っても
意味がない事は誰にでもわかると思います。

なぜなら、在庫管理の面から言っても、
倉庫全体を見て廻らないと
現物の在庫数の確認ができないからです。

また、ピッキング作業をする場合も同じです。

Aと言う置き場所だけでは、
数が足らなかった場合、
Bと言う置き場所へ移動しなくてはなりません。

その結果、
余分な移動時間が必要になってしまいます。

この状態で、作業の改善を行って、
作業効率をアップさせたとしても、
本当の意味で
作業効率アップをしているとは言い切れません。

なぜなら、余分な移動時間は残ってしまっているからです。

言い換えると、
同じ商品が倉庫内のあちこちに点在している状態は、
整理整頓されているゼロ状態より、
マイナスの方向に位置しているのです。

そのマイナスの状態において
改善対策を考えたとしても、
いきなりプラスにはなりません。

まずは、ゼロ状態に戻るだけです。

ゼロ状態とは、整理整頓がされ、
仕事に対するストレスや不満が
無い状態のことです。

改善対策を考える上で、
ゼロに戻すだけでは意味がないのです。
プラスの状態へ出来るかが重要なのです。

本来であれば、
ゼロの状態が改善対策を考える
スタートラインなのです。

なので、
整理整頓を最初に行い、状況を整え、
ゼロの状態から作業効率アップの
対策を考える必要があるのです。

次にミスや事故防止についてです。

ミス防止をするにはどうすれば良いか?
また、事故防止をするにはどうすれば良いか?

ミスや事故防止の第一歩は、
一目で状況を把握できる状態にしていることです。

例えば、
ミスの防止を考えた場合、商品が散乱していて、
指定の商品を探すのに苦労をしたり、
セットものの商品の一部がが見当たらなかったら、
どうでしょうか?

そんな状態で、
ミスの防止策を考えることができるでしょうか?

普通であれば、そう言う状態を改善し、
欲しい商品が一目で見つけることができたり、
セットものの商品が全て揃っている状態にするはずです。

そういう状態を作るため必要なのは整理整頓なのです。

なので、
整理整頓を行うことによって、
自然とミス防止対策の基盤を作ることができます。

事故防止対策も同じようなものです。

倉庫内が整理整頓されていないと、
商品が高積みをされたり、
本来、商品が置かれない場所に
商品が置かれていることによって
死角が出来てしまうのです。

整理整頓が行われていれば、
死角を無くせる場所もあるのです。

そういった場所に、
安全対策を行うのは経費の無駄と言うものです。

なぜなら、
整理整頓によって死角がなくなり、
安全対策が不要となる場所だからです。

このようなことから、
整理整頓を行うことによって、
自然と死角を無くす事が出来て、
安全対策も行うことができるのです。

最後にルールや規則を守らせるです。

ルールや規則を守らせるには
どうすればいいでしょうか?

例えば、
事細かに規則やルールを決めて行動を管理する。

なぜ、
ルールや規則を守る必要があるかの
理由や動機をしっかりと理解をさせる。

ルールや規則を知らない人に対して
根気強く注意を行い続ける。

などなど、言い出したらキリがないと思います。

では、ちょっと視点を変えてみましょう。
ルールや規則を守るための倉庫内の状態は、
どのような状態を想定しているのでしょうか?

その想定した状態を保てているのでしょうか?

多くの場合、ルールや規則は、
状態に応じて、〇〇を守る、✖︎✖︎を守る、
と細かく書かれているわけではありません。

例えば、整理整頓ができていなくて、
商品が歩行帯に置かれていた場合、
歩行者は歩行帯を歩くことができません。

この時点で、
歩行者は歩行帯を歩くと言う
ルールを守ることができません。

また、
指定の場所に商品を置くと言う
ルール決めがされていても、
商品がいっぱいで、
他の場所に置いてしまうなんて
言うことはよくある事です。

この時点で、
決められたルールを守ることができません。

もし、きちんと整理整頓されていて、
倉庫内のキャパオーバーが事前に分かっていれば、
様々な対応策が取れたはずです。

このようなことから、
整理整頓を行うことになって、
ルールや規則を守らせるための状態を創り出せるのです。

以上の事から、

整理整頓が出来ていない状態を
整理整頓する事で、
作業効率アップ、ミスや事故防止、
ルールや規則を守らせる
基盤を作る事が出来るのです。

その結果、
整理整頓されていなかった事が原因で作業効率が下がったり、
ミスや事故が起こっていたり、ルールや規則が守られていなかったとしても、
整理整頓する事で、場が整えられ、作業効率が上がったり、
ミスや事故率が下がったり、ルールや規則が守られるようになったりします。


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