リーダーに必要な「勇気・愛(慈愛)・パッション」 第一章 「勇気」(きずな百年塾・高野 登氏の講演のまとめ)

「勇気」
 
この言葉から、連想されるのは、「勇気ある決断」・「勇気ある発言」・「勇気ある行動」・「勇気ある一歩」など、第三者が見て分かりやすいものが多いのではないでしょうか。
 
では、本当に、それだけなのでしょうか?
 
いいえ違います。
 
もっと、本質的な部分で勇気を出す必要があるのです。
 
 
それが、自分の本質・内側と向かい合う勇気なのです。
 
 
第三者が見てわかる勇気は、評価もされやすいので、モチベーションアップやモチベーションの維持につながります。
 
 
それと反対に、自分の内側と向かい合う勇気は、誰にも見えませんし、評価もされません。
 
それでも、勇気をもって自分の内側と向かい合う必要があります。
 
特に組織内でリーダーと呼ばれている人、会社の経営者は、自分の内側にある本質的な部分と向き合う必要があるのです。
 
リーダーには、人を支え育てる重要な役目を担い、経営者は、従業員の生活の安定・雇用の安定を確保するために、利益を出さなくてはなりません。
 
 
その為にも、目の前に起こっている物事に左右されるのではなく、物事の本質を見極め、自我の部分を排除し、本質をつねに見据え、決断し、行動し続ける必要があります。
 
 
そして、
経営者には、伝統を創り出し、その伝統を守り続ける「創業垂統」が課せられます。
 
 
時代やお客様の意識変化・ライフスタイルの変化によって、表面的な部分を変えざるおえない場合もあるでしょうが、本質を守り続ける勇気を持つ必要があります。
 
それを数十年、数百年と続けることによって、初めて、「企業文化・企業風土・社風」というものが生まれてくるのです。
 
その為にも、社員には、常に問い続ける必要があります。
 
自分が働いている会社の伝統とは何か?ということを。
 
 
 
社員に問い続けるためにも、組織内のリーダーは重要な役目を担っています。
 
 
その重要な役目の意味を理解していないと、組織のどこかで歪み、不協和音が起こり、職場内の雰囲気が悪くなり、経営者が本来伝えたい本質的なものが見失わられてしまいます。
 
そうならない為にも、経営者は直接話法によって、リーダーに会社の本質を常に伝え続けなくてなりません。
 
 
そして、リーダーには、経営者から伝えられた本質的な部分を根底に置き状況・環境に応じて物事に対応していくという事が求められます。
 
 
その為に必要なのが、パラダイムシフトをする勇気なのです。
 
 
時代や国の方針、世界情勢、経済、ライフスタイルによって、今まで行っていたことが、この先も続くとは、誰も保証をしてくれません。
 
だからこそ、習慣化されている事を変える・目の前の風景・考え方を変える勇気を求められます。
 
 
「上司から言われたから変えないと」なんて思っていたら、感性のアンテナが鈍り、想像力も欠落して、気働きも鈍くなります。
 
 
そんな状態では、何も変えることが出来ません。
 
 
そして、無駄な時間が流れてるだけでなく、そのリーダーの周りの人達も同じような心理状態になってしまいます。
 
 
その結果、組織内の活性化の妨げになり、社員のモチベーションは下がり、停滞し、衰退のスパイラルに陥るのです。
 
 
そうならない為にも、リーダーは、自分が目指す「ありたい姿」を明確にイメージしていなくてはなりません。
 
自分が目指す「ありたい姿」があるからこそ、自分の規範が生まれ、「どうあるべきか」・「なにをなすべきか」と問いただして、自分軸(センターピン)から外れないで、私事に捉えることが出来るようになり、モチベーションが保たれ、主体的・自発的な行動が出来るだけでなく、いろいろな事を試すことが出来るようになります。
 
 
自分軸(センターピン)が明確になっていることで、どんなに突拍子もない事を試したとしても、必ず、自分軸(センターピン)に戻ってこれます。
 
 
なぜ、戻ってこれるのか?
 
それは、自分軸(センターピン)には、自分の本質が在り、そこから離れるという事は、自分ではなくなるという事を本能的に感じ取っているのです。
 
だからこそ、心が強力な磁場を発生して引き寄せることが出来るので戻ってこれるのです。
 
 
自分の本質・内面に対して問いただす勇気とは、自分の心の本質を明確にする勇気であり、明確にしてしまったゆえに、本質を大切にし続けるために、考え・行動する勇気なのです。
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