倉庫業務における現場作業者に必要なパートナーとは?

倉庫業務における現場作業者に必要なパートナーとは?

倉庫業務における現場作業の「面白さ」、
「単純作業にさせない為に必要な事」、
「学び、身に付けられる事」についてお伝えしてきました。

簡単に言えば下記の通りになります。

「現場作業の面白さとは、自分で現場を仕切れたり、
自分で改善する行動が出来たりと、自分で何かを変えれる事」

「倉庫作業を単純作業にしない為には、仕事の中に
自分だけのやりがいや大切にしたい事を見つける事です。」

「倉庫の現場作業で、学べて、
身に付ける事が出来るものは、コミュニケーション力、
ホスピタリティ力、柔軟性、決断力、行動力、
段取り力、タスクマネージメント(時間管理)」

それぞれに必要な事とは、
面白さ→リーダーシップ
やりがい、大切にしたい事→将来のビジョン、目的
学び、身に付けれる事→向上心、学習意欲、自己成長欲
という感じでしょうか。

もう少し整理をしますと、リーダーシップを発揮して、
将来のビジョン・目的を実現します。

その為に必要とされるスキル・知識を得る為に、
向上心・学習意欲、自己成長欲が必要となってきます。

ここまでお伝えして、
自分1人でも出来ると思っている人も多いでしょう。

もちろん、1人で出来る人は問題ありません。

ところが、今の時代、
コーチングのコーチと契約し、自己実現をしている人が多くいます。

なぜ、コーチングのコーチを雇っているのでしょうか?

20年以上前であれば、
コーチングのコーチという仕事は、認知度が低く、
スポーツのコーチと間違われていました。

もう少し分かりやすく言えば、
セラピストは、今でも日本では認知度が低いですが、
アメリカでは、通っている人が多くいますし、
ドラマでも仕事して登場します。

それと同じなのです。

では、コーチングのコーチとは、
どんな存在なのでしょうか?

それは、将来のビジョンを実現したり、
目的を達成する為に一緒に伴走をしてくれる
信頼をおけるパートナーなのです。

えっ?
「自分の将来のビジョン実現や目的達成の為に
パートナーなんて必要なの?」
と思う人もいるでしょう。

正直、倉庫業務の現場作業を行っている人ほど、
コーチングのコーチが必要だと私は考えます。

その理由は、ただ一つです。

それは、倉庫という慣れ親しんだ
安心・安全な場所であるコンフォートゾーンに
ズッポリと浸っているので、
新しい環境・状況、業界、世界へ一歩を踏み出す事には、
躊躇をしてしまい、なかなか行動に移す事が出来ないのです。

それが、何を意味するかお分かりでしょうか?

なかなか行動に移す事が出来ないと言う事は、
現状を変える事が出来ず、
ズルズルと同じ毎日を続けてしまうのです。

その結果、
自分で思い描いた将来のビジョンの実現ができなかったり、
目的を達成する事が出来ない人生を歩む事となるのです。

正直、1つの会社で、ずっと働き続けて、
給料が下がろうが、生活が苦しかろうが大丈夫と
考えている人にとっては不要な存在です。

ただ、一つの会社で働き続ける事が出来ない、
許してくれない時代がそこまできています。

それは、
2024年の問題として言われている残業時間規制です。

物流の現場作業者は、
基本給が低く、残業時間による残業代ありきで、
生活費を考えている人が多くいます。

ところが、会社側は、
残業時間の短縮による残業代の削減、
生産性アップによる人件費の削減を求めてきます。

ある意味、現場作業者は、
自分で自分の首を絞める状態になるのです。

もちろん、
残業代の削減、人件費の削減をする事で、
毎月の基本給が上がれば問題ないのでしょうが、
そう簡単にはいきません。

それをする為には、
顧客との契約単価を上げる必要があります。

その為、現場作業者では、
関与出来ない部分の交渉となります。

会社にしがみ付いて自分で自分の首を絞め続けるか、
自分の将来のビジョンを描き、
新しい道を切り拓く行動を起こすか、それは一人ひとり違います。

もちろん、
現場作業者一人ひとりの人生・キャリアデザインを真剣に考えて、
サポートしてくれる会社もあるでしょうが、
それは、本当に限られた会社です。

ほとんどの会社は、現場作業者は、現場作業で一生を終えます。

なので、気がついた時には、手遅れと言う場合もあります。

何歳からも挑戦は出来ると言いますが、
年齢と共に体力的に限界がきます。

とくに物流の現場は、体力勝負という場面が多くあります。

今だにトラックの積み込みは、手積み、手下ろしが多くあります。

60才、70才でも、それが出来る訳がありません。

後から後悔する前に、
先手、先手で行動を行なっていく必要があります。

過ぎ去った時間は、お金では買い戻せないのです。

後悔する前に、自分の人生の舵を自分で持ち、
人生の航路図を描く必要があります。

その時にコーチングのコーチに話を聴いてもらえたり、
質問を受ける事で、進むべき目的地が明確になり、
そこへ至る航路図も具体的に描けるのです。

とくに頭の中を整理する為には、
話を聴いて貰える存在は必要不可欠です。

誰かに話すと言う事は、
頭の中で整理をしながら
言葉(言語化)にして相手に伝えます。

その際、相手が理解出来ない様であれば
違った表現で伝えたりします。

そうする事で、自然と考えが整理され、纏まっていくのです。

なかなか纏まらない場合でも、
コーチからの視点を変えた質問や違う考え方の質問をされる事で、
自分の中に有る本当に伝えたい事や具体的なものに気づく事が出来るのです。

また、道に迷ったり、悩んだりした時であっても、
信頼できる相手が、傍に居るのと居ないのとでは、
不安の度合い変わってきます。

相談する相手がいる事で、
自分の進むべき方向性が合っているのか、
間違っているのかの再確認も出来るのと同時に、
場合によっては、進む道を修正する事も出来るのです。

正直、現場作業者にとって、
コーチングのコーチは無縁の存在でもあります。

他の業界では、人財育成において、
コーチングを取り入れている時代でもあります。

時代の流れであれば、
物流の現場作業者にもコーチングを活かした
仕事術を構築する必要があります。

私の場合は、コーチングを学んでからは、
セルフコーチングで、仕事に対して、
自分はどう在るべきか、何を成すべきかを問いかけてきました。

そうする事で、自然と思考の方向性が決まり、
行動が決まり、仕事の効率化は出来るのです。

なぜなら、
仕事を早く終わらせる為にはどうするべきか、
一緒に働き人が働き易い状況を作る為には、
どうするべきかを問い続けていたからです。

いくら物流業界は、忙しく、人手不足とは言え、
これからの時代、倉庫現場作業者も、
言われた作業だけを行っていては、
長い人生、自分が望む生活を手に入れる事は出来ません。

しかも、他の業界の様に人財育成、
勉強会などを現場作業者には行われませんので、
自分の人生を切り拓くスキル・知識を学び、身に付ける為には、
独立独歩の精神が求められます。

その時に話を聴いてもらえて、
考え方をまとめる手伝いをしてもえて、
信頼できる心強いパートナーが
コーチングのコーチなのです。

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