note「創作大賞2024」お仕事小説部門応募
変革の波紋
https://note.com/akutsj/n/nb39037d3ffee
あらすじ
27歳の物流倉庫作業者、光一は単調な日々を送っていたが、物流展で最新技術を目の当たりにし、自分の職場の時代遅れに気付く。
荷主企業のサプライチェーンマネージャー遠藤美智子の助けを借り、改革案を具体化。
抵抗する古参作業者たちにはオープンミーティングを開き、安全で効率的な作業環境を説明し、理解を得る。
コンサルタント山田洋子の協力で最新技術を導入し、運送会社の中村健一との連携で効率化を図る。
改革が進むと職場は改善され、光一のリーダーシップが認められる。
彼の成功は業界全体に波及し、光一自身も新たな自分を発見し、希望を抱くようになる。
信頼回復への物流現場の挑戦
https://note.com/akutsj/n/n6a239ee5d817
あらすじ
物流会社に勤める高橋和也は、誤出荷や在庫ズレの問題で荷主の信頼を失いかけ、新システム導入を提案する。
上司や現場作業者の意見を取り入れた提案書を作成し、システム開発企業を見つけるが、現場ではフォークリフトと作業者の接触しかけるヒヤリハットが発生してしまう。
新しいシステムの導入には時間がかかるため、その前に荷主の信用回復のため、適正在庫の採用と長期保管在庫の整理を提案し、現場改善を進める。
システム導入の予算が予定よりオーバーするが、高橋はベンダーに現場の情報提供を提案し、予算内に収めることで上層部の承認を得る。
システム導入が決定し、現場作業者と共に信頼回復に向けた取り組みを続ける。
倉庫作業者の嘆き – ある作業者の軌跡
https://note.com/akutsj/n/ndaf176dcd740
あらすじ
2024年、日本の物流業界はコロナ禍からの急回復で混乱に陥るなか、物流センターで働く藤木匡は、倉庫の重要性が世の中に伝わっていないことに憤りながらも、同期の山田健太と共に奮闘する。
20年の経験を持つ藤木は効率化と品質管理を進め、パートナー企業との連携を強化し、新しい物流プロセスを実践することで現場の改善に努める。
そんななか、荷主からの緊急大量出荷や同僚との対立を乗り越え、チームの結束力を高める。
そういった経験を踏まえて、藤木は倉庫の重要性をメディアに訴え、世の中に物流における倉庫の役割りを伝える。
倉庫現場作業者は見た! 倒産へのカウントダウン
https://note.com/akutsj/n/n3557966b4e71
あらすじ
秋月光一は、名古屋の包装紙・紙袋製造メーカーに七年間勤めた倉庫作業者。
何事もない日常だったはずが、会社は毎月利益が出ているにもかかわらず、突如、58億円の負債を抱えて黒字倒産することに。
光一は倒産に直面することで、倉庫現場から見た今までのさまざまな問題を思い出す。
預かり商品の増加、倉庫スペースの逼迫、商品の劣化、顧客からのクレーム、営業担当者の退社、ボーナスの一律減額。
今思えば、すべて倒産へのカウントダウンが始まっていたと痛感する。
倒産後、光一は企業活動における倉庫業務の重要性を広めるプロジェクトを始め、自身の経験を生かして新たな未来を切り開く決意を固める。