振り子 in 藤沢武夫

目次

藤澤氏の言葉で、

 

「企業には、振り子を振らなければならないときがある。


その時は振りすぎるほど大きく振った方がいい。


実はそれで、ちょうどよくなるんだ。」

と言う言葉がある。

ホンダの二代目副社長西田通弘氏の書かれた「チャンスを逃がす人活かす人」に書かれているが、二代目社長である河島喜好氏が、事務改革運動を展開する際、

「改善はいくらやっても改善でしかない。
改善の積み上げではなく、思いきった改革を三年間で行おう。」

と言った。

この際、数値を明確に出す事で、目標を判り易くした。

 

高い目標(振り子を大きく振る)であれ、低い目標(振り子を小さく振る)であれ、それなりの近い目標値には到達する。

と言う事は、高い目標を立てた方が、低い目標を立てるより良い結果が得られる。

 

高い目標を立てると言う事は、あらゆる情報を収集し、いろいろな角度から考え、思考錯誤をする事になる。

その結果、低い目標を立てた場合では、考えられないアイデアや行動範囲が広くなる。

 

低い目標は、ちょっと頑張れば出来るようなものだと思う。

そうすると、自分に甘えが出て、努力の度合いは、高い目標より、少なくなるのではないかと思う。

本当に自分を成長させたい、変えたいと思うのであれば、低い目標で自分を甘やかすのではなく、高い目標を立て、自分を追い込む必要があるのではないかと思う。

 

ただ、高い目標を立てればいいのではなく、目的に繋がる目標でなくては意味がない。

自分を追い込むと言う事は、自ら逆境に追い込む事になる。

そうすると、自分自身で決めた事なので、逃げだそうと思ったら逃げ出せる。

そうしない為にも、目標の意味をしっかりと認識する必要がある。

 

なぜ、その目標を立てたのか、自分自身で判っている上で、逆境でも踏ん張って頑張るか、逃げるかは、本人次第。

これは、どれだけ、自分自身の人生について考えているかにかかっているのではないかと思う。

 

今の時代は、自分自身で人生の方向性を決めず、ただ、世の中に流されているのでは、あきらかに先は見えないと思う。

 

今の日本の政治を見ていると、いつ、世界から見放されるか判らない気がする。

グローバル化と言われているが、民間の大手企業は、貿易摩擦に苦しみながらも、グローバル化を進めているが、政治からは、いっこうに感じられない。

 

国会の中では、いろいろと話し合われているのだろうが、それが形として見えてこない限り、机上の空論でしかないと思う。

書類上・論理上・数値上では、理想の環境を作りだす事が出来たとしても、実現する為には、人間と言う不確定要素が入るので、必ず実現出来るとは限らない。

 

現場の状況や環境、考え方や意見を取り入れてこそ、初めて、現実化の第一歩が踏み出せるのではないかと思う。

 

人間と言う不確定要素こそ、成功であれ、失敗であれ、どちらかの扉を開くカギだと思う。

 

 

などと、素人の自分は考えてみたりする。

 

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