ホワイト物流推進運動への提言パート4

現場目線による倉庫現場の改善サポートを行います

「ホワイト物流」推進運動内に書かれている推奨項目において、
倉庫業務関係する個所を抜粋して、
私の20年以上の倉庫現場経験からの問題点・課題点の提言。

B:事前提供
1.集荷先や配送先の集約
2.運転以外の作業部分の分離
3.リードタイムの延長
4.納品日の集約
5.検品水準の適正化

運転以外の作業部分の分離
課題
・倉庫作業者の人手不足。
・現場責任者の認識の相違

これは現場責任者が、ドライバーの仕事は、
どこまでが担当かを
判断するかによって変わってきます。

以前働いていた倉庫では、
私が貸切トラックの
積み込みの手伝いを行っていたら、
それはドライバーの仕事だから
やらなくていいと上司から言われました。

これは、
契約上の問題かもしれませんが、
その時の状況では、
事前に積み込む荷物の段取りを行ったり、
積み込みの手伝いをしないと
出発の時間に間に合わなかったのです。

トラックドライバーが、荷待ちをするという事は、
出発時間や到着時間に余裕があるとも取れます。

大手企業になってくると、
到着時間から逆算をして出発時間を決めています。

なので、
基本的に出発時間は厳守です。

出発時間が遅れると言う事は、
到着時間に間に合わない
可能性があることを意味します。

間に合わせるためには、
遅れを取り戻すために
ドライバーの休憩時間を削ったり、
トラックの速度を上げなくてはなりません。

運転以外の作業の分離は有効に思えますが、
荷待ち時間の短縮にはつながりません。

仮に追加費用を出すと言うことで、
荷造りや積み込み作業も
トラックドライバーに任せるとなったら、
荷待ち時間は短縮されますが、
荷造りや積み込み作業が追加され、
作業時間が伸びることによって、
ドライバーの拘束時間は延長されます。

逆に運転以外のことを
トラックドライバーが行わないと、
倉庫現場のの状況によって、
出発時間が遅くなるという可能性が高くなります。

なぜなら、
倉庫現場も人手不足だからです。

なので、
現場作業者の作業の
優先順位の考え方によっては、
トラックの積み込みが後回しになっていきます。

トラックドライバーの
作業を中心とした対応策では、
荷待ち時間を
短縮させる解決にはならないのです。

積み込む荷物を準備をする
倉庫内の作業に対する対応策を考えなくては、
大手企業はともかく、
中小の倉庫では、待ち時間は短縮はされません。

それが、
倉庫現場の実情なのです。

トラックの荷待ちを
解消する強引な解決策としては、
出発時間厳守させることなのです。

ただし、
人手不足の倉庫現場では、
まとまもな人材育成を行われていないため、
現場力の低下により、
かなり疲弊した状況を
生み出す結果になるでしょう。

その結果、
作業者は辞めていき、
負の連鎖を生み出し、
積み込む荷物が準備されず、
荷待ちどころか、
倉庫内の作業が
機能不全に陥る事でしょう。

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