物流とは?

物流の仕事って、
物流に関わっていない人は、
どんなイメージを持っているのでしょうか?

ほとんどの人が、
倉庫作業、単純作業、トラック(ドライバー)、
運送屋さん、佐川急便、クロネコヤマト、
体力仕事、一人で行う仕事、長距離ドライバー、
大変な仕事、夜遅くまで行う仕事、拘束時間が長い仕事、
トラックで寝起きをすると言う感じでしょうか。

確かに遠からず当たっているけど、
これはあくまでも、一部の仕事。

ただ、いろいろなニュースやCMを見る限り、
この辺りをクローズアップして伝えいている感じがしません。

その方が、一般の人も分かりやすいですが、
物流の一部しか伝わらない。

では、物流って、
どんな仕事なの?って思いますよね。

物流の用語として、
サプライチェーンというものがあります。

サプライチェーンとは、
製品の原材料・部品の調達から、製造、
在庫管理、配送、
販売、消費までの全体の一連の流れの事を言います。

これを見ると
製品の原材料・部品の調達、製造は、物流なの?
と疑問に思います。

製品の原材料・部品の調達、製造は、
普通で考えると工場の生産に関わる事ではないかと
考える人もいると思います。

そこで「物流」を「物が流れる」と
解釈すると納得できるのではないかと思います。

原材料や部品を調達するという事は、
原材料や部品を運搬する必要があります。

製造も、商品を作れば、
完成品は倉庫へ移動・格納する為の
運搬が必要となります。

なので、物流は、物を作っている
業界の血管と考えられます。

ただ、
普通の人は、製造と商品の保管・配送を
分けて考えてしまいます。

私が考えるにアウトソーシングが
主流になってしまったからだと思います。

アウトソーシングが主流になる事で、
物流の中でも、比較的誰にでも出来る
倉庫作業・運搬・輸送・配達の業務を
請け負う企業が出てきました。

そして、人件費などを削減する為に
大手企業などは、
請け負い企業へ業務委託をしていきました。

その為、商品を製造する工場と
商品を保管・管理・配送する企業が
まったくの別会社が行うようになりました。

そのような事情によって、
商品を保管・運搬している企業が、
物流会社・運送会社という認識が広まり、
気がついたら、
物流=倉庫作業・トラックドライバーという
認識になったと考えられます。

その為、物流は、
倉庫作業、単純作業、トラック(ドライバー)、
運送屋さん、佐川急便、クロネコヤマト、
体力仕事、一人で行う仕事、長距離ドライバー、
大変な仕事、夜遅くまで行う仕事、拘束時間が長い仕事、
トラックで寝起きをする
というイメージが根付いてしまったと考えられます。

今の時代、中小・零細企業の運送会社は、
星の数ほどあります。
そして、作業の質や運賃なども様々です。

その為、大手企業は、自社倉庫を持ち、
在庫管理の業務を自社で行う事で、
情報を一元管理し、作業効率をアップを
図るようになってきました。

何故、今頃になって、
自社倉庫を持つようになってきたのでしょうか?

その大きな理由として、
技術革新によって、様々な作業が自動化され、
ビッグデーターの活用や情報を一元管理する事で、
正確な在庫管理や作業効率を上げる事が
出来るようになってきたからです。

これは、
最近よく言われているDXと言うものに繋がります。

では、アウトソーシングでは、
それが出来ないのかと思われる方もいると思います。

資金力があり、
優秀な人財が揃っている物流企業なら対応も可能です。

ところが、多くの物流企業・運送会社は、
中小・零細企業なのです。

考えてみてください。
もともと誰にでも出来る業務という事で、
始まったアウトソーシングです。

その為、資金力・人材が不足しています。

とくに人材面においては、
人材育成のノウハウがないので、
まったく出来ない状況です。

そのような物流企業・運送会社では、
DXに対応する事が出来ないのが実情です。

一般の人たちの物流企業・運送会社のイメージは、
まさにこう言った中小・零細企業だと思うのです。

なので、
体力勝負、大変な仕事、休憩が無いという
イメージが強くなってしまっているにだと思います。

最新の倉庫や大手企業の物流部門を見れば、
イメージは変わるはずです。

ただ、中小・零細企業の倉庫は、
まだまだ昔ながらのアナログ的な作業を行っています。

何故、高額な設備投資をしてまで、
倉庫の自動化をするかと言えば、
商品を保有するビジネスモデルの物流は、
会社の資産を管理する役割を担っている事です。

商品を保有するという事は、
正確な在庫管理を行う必要があります。

正確な在庫管理が行われないと、
余剰在庫を生み出します。

余剰在庫があると言う事は、
現金化出来ていない会社の資産が有る事を意味します。

これがどんなに会社の運転資金に影響を与えるか、
棚卸しをするとよく分かると思います。

私は、58億円の負債を抱えて倒産した
包装資材メーカーの低迷期から衰退期に
働いたからこそ分かりますが。

では、
余剰在庫が増えるとどうなるでしょうか?

本来であれば、商品を売って、
新しい商品を作る為の運転資金にしますが、
商品が売れていないので
運転資金を作る事が出来ません。

運転資金が作れないと言う事は、
運転資金がショートして、
経営に行き詰まってしまいます。

この会社の場合、
銀行から運転資金を借りれるだけ借りた事で、
最終的に58億円もの負債を抱えました。

この様に在庫管理は、
会社の資産管理・運転資金管理を行っているのと
同等の役割を担っています。

だからこそ、在庫管理の重要性を認識した
大手企業は、自社倉庫を持ち出したとも言えます。

さらに技術革新により、
情報の一元化、自動化が行われるようになったので、
尚更、変革の加速が増したとも言えます。

もちろん、トラックでの配送は、
自動運転が本格的に実現化をされない限り、
一般の人のイメージは変わる事は難しいかもしれません。

ただ、さまざまな事がシステム化される事で、
大手企業に出入りをしている物流企業・運送会社は
変わっていくはずです。

と言うよりも、変わる事を求められます。

昔のデコトラが、今では、ほとんど見かけないように
大手企業の要求に応える事が出来なければ、
仕事を請け負う事が出来なくなるだけです。

今回は、
倉庫作業やトラックなどの運搬に焦点を当てましたが、
サプライチェーンは、製品の原材料・部品の調達から、
製造、在庫管理、配送、販売、消費までなので、
物流につながる内容は、いろいろとあります。

部品の調達という部分であれば、
私は、トヨタ系の部品の集積所の倉庫で働いた事もありますが、
本当に色々な下請け業者が部品を納入に来ます。

納入された部品を1台のトラックに載せて、
トヨタの工場に一括納入をするのです。

これも物流の一部です。

一般の人が目にしたり、気にするのは、
配送や販売だけではないかと思います。

ただ、物流の流れを俯瞰して、
サプライチェーンの流れとして、
考えられる倉庫作業者は限られてしまいます。

大手の物流会社の総合職か、
中小企業の製造メーカーの物流部門であれば、
サプライチェーンの流れを実感できると思いますが、
倉庫作業やトラックドライバーしか行ってこなかった人は、
サプライチェーンの流れを実感できないかもしれません。

なぜなら、サプライチェーンの流れを
俯瞰して見るという事が出来ないからです。

出来ないと言うよりも、
見る必要がないので考える必要も無いのです。

そこが1番の問題なのかもしれません。

物流を一つの業務の視点で見るか、
サプライチェーンの流れを俯瞰して見る事が出来るか。

それによって、
身に付けるスキルや知識の幅や深さが
格段に変わってきます。

サプライチェーンを俯瞰して見る事で、
物流なくして成り立たない仕事がなんと多い事か。

だからこそ、学ぶことも多く、
会社の存続に関わる
重要な役割りも担っているのです。


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