今の生活が、自分の思想に合っているかどうかは、本人しか分からない。

「起業家の本質」という本の”本田 宗一郎”の部分より。

 

宗一郎氏は、「技術より思想が先だ」とたびたび語っていたそうだ。

「ざっくばらん」という書籍には”僕は、これまで何度もヨーロッパやアメリカをまわったが、日本へ帰って来て一度も社の連中に技術的な話をしたことがない。話すことは、みな技術の基礎になっている思想につてである。思想さえしっかりしていれば、技術はそう難しいモノではない。その事をつかむのがトップの役目ではないか”と書かれている。

 

そのほかにも、「技術は哲学の結晶であり、哲学こそ大事だ」・「仕事をする行為よりも、それをする前の思想が問題だ。いくら技術が良くても、思想が駄目だとその技術を生かす事が出来ない。また、技術はテンポが速い。すぐに陳腐化してしまう。技術はあくまでも末端のことであり、思想こそ技術を生む母体だ。」とも書いてある。

技術と思想。

いっけん、関係なさそうで、根底の部分で繋がっていることを実感させられる。

 

宗一郎氏は、さまざまな商品を開発し、特許なども数多くとっている。

それらを生みだしたのは、宗一郎氏が大事にしている思想だったとは。

 

技術ばかりを追い続けると、なんの為の技術なのか、ふと見失う事があるかもしれない。

そんな時にこそ、思想を見つめ直す事が必要なのではないかと思う。

技術だけでなく、これは、どんな事にも言えるのではないかと思う。

 

特に技術は、進歩が速い。

今の時代、インターネットが全世界を繋げているので、あっとゆうまに情報は広がっていく。

ゆえに、何のための技術かを自分自身で明確化しておかなくては、進歩の波に飲み込まれて目指すべき場所を見失う事になるのではないかと思う。

 

思想と言われても、何だろう? よく分からないと考え込んでしまう人が多いのではないかと思う。

 

”思想は、技術を生み母体だ。”を”思想は、自分らしい人生を過ごす為の母体だ。”と置き換えたら、少しは分かるのではないかと、自分は思ったりする。

それは、宗一郎氏の生き方を見ても分かるのではないかと思う。

 

裕福で、不自由なく過ごしていても、自分の思想に合わない生活だったらどうだろう。

他の人達からみれば、羨ましい生活かもしれないが、本人は不満であり、息が詰まる生活なのではないかと思う。

 

技術開発に集中し、経営を誰かに任せたいと思っていた宗一郎氏が、もし、東海精機重工業を売却せずに、経営し続けたらどうなっていただろうか。

それでも、宗一郎氏は、自分の才能を発揮し、充実した時間を過ごす事が出来ただろうか。

 

東海精機重工業は、順調に経営が行われ、トヨタからは自動車部品を製作してみてはどうかと誘われている企業である。

戦時の時代で、そんな企業の経営者である。

他の人から見れば羨ましい限りである。

それを、いとも簡単に豊田自動織機へ自らの持っている株を売却、退社し、人間休業へ入ってしまっている。

きっと大半の人は、そんな事はしないであろう。

宗一郎氏だから出来たのではなく、その生活に自分の思想が合っていなかっただけではないかと思う。

とは言え、思想に合っていないからと言って、そう簡単に踏み出せる一歩ではないと思う。

そこが、宗一郎氏のすごいところだと思う。

 

ただ、東海精機重工業を経営しつつ、藤澤氏を経営陣に招き入れたら、どうなっていただろうかと、ふと考えてしまう。

 

今の生活が、自分の思想に合っているかどうかは、本人しか分からない。

今の生活に満足して入れば、それは、それでいいと思う。

一度でいいので、自分の思想を見つめるのもいいのではないかと思う。

 

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