高野 登氏オンライン特別講演会に参加して
5月9日、高野 登氏のオンライン特別講演会に参加をして、
感じた事を私の主観を交えて書きたいと思います。
高野さんとは、気がついたら5年以上、繋がりを持たせてもらい、
勝手に私のメンターにさせてもらっています。
何度か、講演会やセミナー、
または、Facebookなどでコメントのやり取りをさせてもらい、
本当にいろいろな事を学ばせてもらい、気づきを与えてもらいました。
コロナにより、以前より、お会いする機会がなくなり、
久しぶりの高野さんの講演会に参加をする機会を得られました。
高野 登さんという名前を
お聞きなったことがない人もいるかもしれません。
どんなお人かと言えば、
リッツカールトン大阪の元日本支社長であり、
ホスピタリティやおもてなしの書籍を出されている方です。
また、ご存じの方はご存じかもかもしれませんが、
高野さんは、長野市長選挙に出馬して、
僅差で残念ながら落選をしてしまいました。
普通なら、残念だったと思われるかもしれませんが、
私的には、落選をしてもらえたからこそ、
お知り合いになれたので、ラッキーとも言えます。
ただ、僅差(約650票差)で落選をした事で、
高野さんはいろいろな研修や講演会のご縁をもらえたの事。
ただ、ここでポイントとなるのが、
僅差での落選との事。
もし、一万票や二万票も差を付けられての落選であれば、
ご縁はもらえなかったの事。
僅差だったからこそ、
多くの人に良い印象を持ってもらえたともいます。
ご縁と言うものは、
本当にどんな繋がりが有るか分からないものです。
高野さんとのご縁もそうですが、
昔から友人の金田 博之さんは、
今や外資系企業(ゼットスケーラー)の
アジア統括代表になっていたりします。
金田さんと知り合った当時は、普通のサラリーマン
(と言っても、役職は部長クラスになっていたけど)
だったのに、今や立派な経営者。
そして、月一回の金田サロンに参加をさせてもらい、
いろいろな事を学ばさせてもらっています。
そういった経緯もあり、
将来的には、高野さんと金田さんの対談を
実現したいと考えていたりします。
お二人の年齢は離れていますが、
色々な修羅場を経験してきているので、
内容の濃い対談になるのではないかと思ったりします。
そして、
お互いの知り合いを高野さんと金田さんに繋げる事で、
更なる相乗効果も得られるのではないかと思ったりする。
自分が何をやりたいのか、
何を求めているのか知る為には、
自分の心の声に気づく必要があります。
ただし、自分の心の声であるインナーボイスに気づく為には、
ぼんやりでも良いので将来のビジョンをある程度、
明確にしておく必要があります。
なぜなら、
そのビジョンを目指して行動する事によって、
心の声に気づかせてくれる
人物と出逢わせてくれるのです。
私自身、
1番最初に高野さんの講演会に参加した時は、
高野さんの事はまったく知らず、
ホスピタリティやおもてなし、相手の事を想いやる
と言ったキーワードで参加をしたので、
方向性がある程度、定まっていたからこそ、
行動に繋がり、高野さんと出逢う事が出来たのではないかと思います。
もし、方向性のキーワードが明確になっていなければ、
高野さんの講演会の情報はスルーをしていたと思います。
適度なストレスがあってこそ、
自分に負荷をかけ、日々の活力に繋がる。
もちろん、過度なストレスは、
精神的に病んでしまうので、論外ですが、
適度なストレスを適度なプレッシャーと置き換え、
適度なプレッシャーを適度な目標に置き換えると、
目標を達成する為に適度な緊張状態を維持する事で、
日々の行動に方向性を与えて、やりがいが生まれてきます。
コロナ禍により、さまざまな事が、
急激に変化をしてしまっているが、
そういった変化に対応できない大きな理由は、
自分の成長が追いつかないのが理由の一つ。
なぜ、そうなってしまっているのか?
それは、慣れ親しんだ現状を変える事が出来ず、
新しい事にチャレンジする気持ちを失ってしまってい、
自己成長をする為の
学びと自問自答を怠ってしまっているのだと思う。
どんな事業であれ、現状に甘んじていては、
停滞、衰退へと繋がっていきます。
昔、私が働いていた包装資材の製造メーカーは、
その典型で、消費者や時代に合わせた商品開発が出来ず、
結局、現状維持をしてしまい、
運転資金がショートして倒産をしてしまいました。
収入源や事業を一本に絞って、
新しい事にチャレンジしていない企業ほど、
コロナ禍では打撃が大きく、
右往左往しているのが現状ではないかと思います。
そうならない為にも、
まったく違う事業に手を出すにではなく、
今現在行なっている事業に関係して、
相乗効果が得られる事業を考えていれば、
投資は、最小限に抑える事も可能ではないかと思います。
そして、
お得意さんやお馴染みさんといった
固定客がいるとさらに心強くなります。
とくに飲食店の場合、テイクアウトを行っても
お得意さんがいたからこそ、
どうにか継続できているお店も多いのではないかと思います。
「情報を集め、処理管理し、
分析する時代から情報編集の力の時代へ」
今の時代、情報集めと処理管理、
分析は、コンピューターの方が早くて正確です。
これからの時代は、
それらの情報から何を読み取り、
どう解釈をするかが重要になっています。
その為にも、
情報の向こう側にある相手に興味関心を持ち、
相手の事を知り、感じ取る必要があるのです。
相手の事を知り、感じ取るには、
視点と視座が重要なポイントとなってきます。
視点が変われば、見る角度が変わり、
見え方も変わり、見えるモノが変わってくる。
そして、
視座が変われば、より多くのモノが見えて、
選択肢が増え、多様な価値観が得られ、
思考に深さが増します。
その結果、
見えるモノが変わり、より多くのモノが見え、
選択肢が増え、多様な価値観を知り、
思考に深さが増します。
そして、
情報に対する解釈や感じ方、捉え方が変わり、
今まで見えていなかった顔を覗かせてくるのです。
また、問いを考える為に必要な事は、
様々な事に対して興味関心を持ち、
自問自答する事が必要であり、
自分の価値観、マインドセットに捉われない
柔軟な思考が必要でもあります。
「待つ」は重要なプロセス
忍耐力が試される信じるが必要
待つとは、
自分のスキル・知識・経験を高め、
自分のリソースを増やして、
可能性を高める期間であり、
そういった準備期間があるからこそ、
望む結果や成果・成功を手に入れる事が出来る
自分になれるのです。
その為には、忍耐力が試されます。
なぜなら、待っている間に身に付けている
スキル・知識・経験が役に立つのか分からない為、
ほんとうに役に立つのか不安やストレスが増していきます。
そこで、重要になるのが、自分を信じる事なのです。
私の経験上、学び身に付けた事は、
必ず、役に立ちます。
私自身、倉庫の現場作業には、
コーチングスキルは、役に立たないかと思ったら、
かなり役に立ち、1人で2人分の仕事を行っていました。
もちろん、
漠然と何も考えていないと、学んだ事は何も役に立ちません。
どうすればいいか、自問自答をして、
出した答えを実行・実践・実現する時に
初めて、学んだ事が役に立つのです。
言い換えると、
学んだ事を使いこなす事が出来るか、
もう一人の自分に試されているのです。
「あなたは、顧客の渇望している
メッセージに気づいていますか?」
相手の言葉がすべてではなく、
その先にある真意(心の声や感情)
を感じ取る事が必要ではあるが、
そう簡単には気づけません。
相手が渇望しているこそ、
相手が本当に手に入れたいものであり、
それを与える事が出来れば、手から選ばれる理由になるのです。