部下に仕事を覚えさせるのは、細かい指示でも、考えさせることでもないのです
指示待ち部下を減らすには、「細かい指示をしない」こと | BizCOLLEGE <日経BPnet>を読んで
部下に仕事を覚えさせるのは、
細かい指示でも、考えさせることでもないのです。
部下に考えさせる為に、
細かい指示は出さないというのは理想的な教え方です。
ただし、時間と人員に余裕があればの話です。
今の時代、そんなに悠長な事をやっていられる職場は少ないです。
今は、基本だけ教えて、失敗すれば、なぜ失敗したかを考えさせるだけで、
その後のフォローは何も無しの放置状態。
また、少しでも出来るようになったら、仕事の量を増やし、
その結果、失敗したら、失敗をせめて、その後のフォローは無し。
そんな状況が多いのが現状。
そんな状況で、人を育てる事なんて、普通は出来ない。
また、細かい指示を出さずに考えさせると言う事は、
答えを出す為の知識を持っている事が前提です。
答えを出す為には、いろいろな材料が必要です。
その材料となる必要な知識をどこで学ぶのか、
そこが課題になってきます。
向上心がある人であれば、
自分で探していろいろな本を読んだり、
セミナーに参加して知識をインプットするでしょう。
受け身的な人にそれを望むのは無理です。
また、上司が、個人ミーティングなどで、
アドバイスを与えると言うのもありですが、
上司もそれほど暇ではありません。
なので、細かい指示を与える代わりに達成しやすい目標を設定して、
学ぶ方向性を示して少しづつ仕事を覚えさせたほうが効果的です。