作業現場における人材教育の為のリーダーシップ

倉庫現場に必要な7つのスキルを
身に付けるためには人材教育は欠かせません。

そこで問題になるのが、
どうやって指導・教育をするかです。

大手企業の倉庫現場は別ですが、
倉庫現場の作業者向けには、
人材教育を行なっていない
作業現場が多いからです。

中小企業の倉庫現場では、
今でも倉庫作業は、誰にでも出来る
単純作業と思われてしまっています。

にも関わらず、
作業効率アップ、安全性アップを求めます。

まともな教育をされていない
作業者に作業効率アップ、安全性アップ
をする為の対策を考える事が出来るでしょうか?

よく自分で考えろと指導する
上司やリーダーがいますが、
それで本当に出来るでしょうか?

例えば、
フォークリフトを
見た事も乗った事もない人が
何の説明も、指導もなく、
フォークリフトを使って、
荷物の積み込みが出来るでしょうか?

それと同じなのです。
知識も経験もない事は、
最初は誰でも、
教えてもらう必要があります。

ところが、
倉庫作業は、単純作業、誰でも出来る
という思い込みにより、
現場の作業者には、
人材教育を行われない事が
常識になってしまいました。

その結果、倉庫現場では、
指示待ち作業者、ルーチン型作業者
が多くなってしまいました。

その為、
従業員の状況や成熟度に合わせて
人材教育を行う為に活用出来るのが、
SL理論です。

SL理論は、
状況対応型リーダーシップと言われ、
従業員の状況や成熟度に合わせて、
リーダーシップを取り、
人材教育を行うものです。

SL理論では、人材教育する相手を
指導型・コーチ型・支援型・委任型の
4つに分けられます。

そして、
倉庫現場作業者の多くは、
指導型・コーチ型に分類されます。

その為、指示待ち作業者、
ルーチン型作業者が多いのです。

知識や経験が増えれば、
自然とコーチ型へ移行するのですが、
そこで問題になります。

コーチ型の指導では、
コーチングが主体となりますが、
倉庫現場では
コーチングは取り入れられていません。

なので、いつまで経っても、
指示待ちから
ステップアップする事が出来ません。

そして、
倉庫の整理整頓を行う為には、
最低でも
支援型の人材が必要となってきます。

なので、
指導する側は、コーチングを学び、
スキルを高める必要があります。

その為にも、
倉庫現場の人材教育に対する
認識を変える必要があります。


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