「同一労働同一賃金制度」により、倉庫現場の正社員は本当に必要なのか? (後編)

今年の四月から施行される「同一労働同一賃金制度」
これにより、正規雇用の正社員の存在価値は、どうなるのだろうか?

厚生省の同一労働同一賃金の特集ページ
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000144972.html

「同一労働同一賃金制度」により、正社員は、非正規雇用より給料が良いと言う有利な部分がありましたが、その有利な部分が無くなります。

では、正社員のモチベーションは、どこから生まれるのでしょうか?

給料の有利性がなくなっても、ボーナスを貰う事でモチベーションを保てると思われがちです。

ところがボーナスは、会社が成長・発展しなくては貰う事が出来ません。

倉庫で働いている作業者の一般正社員は、そのことは分かっているようで分かっていません。

以前、私が働いていた包装資材メーカーは、経営不振になり、ボーナスが一律5万円削減された事があります。

その会社は、結局、倒産し、同業他社に吸収合併されました。

このことからボーナスは、本来、貰えない、又は、削減される可能性があるのです。

本来、会社が成長・発展しなくては、ボーナスを貰う事はできません。

会社の成長・発展をさせるのは、パートやアルバイトではなく、正規雇用の正社員なのです。

ただ、先程もお伝えしましたが、
パートやアルバイトに仕事を任せてることで、現場のことをよく知らない事で、仕事の改善・改革を考える事が出来ず、正社員の仕事レベルが低下してきています。

そして、仕事レベルが低下している自覚が無いのが、今の倉庫現場の正社員なのです。

何故なら、
毎日同じ仕事の繰り返しでやり切り仕事のため、1日の仕事が終われば仕事は終わりと言う認識のため、仕事に対する向上心が薄いのです。

「同一労働同一賃金制度」は、良くも悪くも正社員の存在価値が問われます。

パートやアルバイトと同じ働き方しか出来ない正社員は、正社員の価値が無いと見なされる可能性があります。

言い換えると、正社員は、パートやアルバイトと違う質の高い仕事を行っていることを示す必要があります。

そして、経営者は、倉庫現場の一般正社員に対して、会社にどのような利益を与える仕事を行っているか、具体的な内容を知るべきなのです。

今まで形だけの改善対策シートではなく、会社の利益につながる具体的改善を求めらて当然の到来ではないかと思います。

そして、経営者や管理職は、一般の正社員に対して、
今まで以上の厳しい目で評価をするのが当然であり、
そうでなくては、
会社の存亡に関わるという認識を強く意識するのではないかと思います。


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