リスクを取り、将来の安定を手に入れる勇気

物流の現場は、とかく変化を嫌い、安定を求めて現状維持をしがちです。

5年後、10年後を考えた場合、今の物流現場で働いている20代、30代の人は、今の変化を受け入れることを強く意見しないと、将来の自分たちの安定した仕事が無くなるという危機感を強く持つべきです。

物流の現場は、年齢層が上がってきているので、その人たちの意見ばかりを聞いていては、若い人が将来苦労するだけでなく、辞めていくリスクが高くなるのではないかと思うのです。

今、比較的予測が出来るリスクを取って現場に変化をもたらすか、将来の目に見えない予測不能なリスクを取るか、どちらを選ぶかによって、安定した維持継続をした仕事を受けることが出来るか大きく影響するのではないかと思うのです。

ただ、これは、物流業界だけの話ではないことは、歴史が証明していると思うのです。

どんな業界であっても、変化というリスクを取り、時代に合わせて変化をしていかなくては、事業を維持継続出来ないはずです。

その代表が、カメラのフィルムではないかと思います。
デジカメが主流になったらと思ったら、今は、スマフォのカメラで画質や機能は十分という時代です。

もし、カメラのフィルムにこだわり続けていたら富士フイルムは、今頃どうなっていたでしょうか?

幸い、物流は無くなることはありませんが、様々な問題を抱えています。
抱えている以上、現状維持をしていては、問題解決はできません。

問題解決をする為には、多かれ少なかれ変化を求められます。
ところが、今の物流現場は、さまざまな要因で変化を受け入れる体制が出来ていないというか、受け入れたくないという感情が大きく作用している気がします。

人は、変化のない、安定したコンフォートゾーンに居る事で、精神的、身体的な安全を無意識に好んでしまいます。

物流の現場は、基本的に毎日変化のない同じ作業の繰り返しのルーティーンワークです。
なので、余計にコンフォートゾーンに捉われる人が多いと感じます。

そこから、一歩踏み出すことのできるのは、物流の現場だけでなく、様々な業界を知り、さまざまな価値観・知見を持っている人だけだと考えます。

そして、残念ながら、そういった人たちが少ないのが物流の現場なのです。

なので、変化をなかなか受け入れることが出来ず、コンフォートゾーンから出られず、慣れ親しんだ安心・安全な現状維持にこだわるのではないかと考えます。


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