リーダーに必要な勇気を支えるものは熱意
以前書いたブログの内容でから、リーダーシップについて改めて考えた事。
高野登さんの書籍「日本人の流儀」で
初代リッツ・カールトンホテル社長 シュルツ氏は、
高野さんに「トップになるときのコミットメント(腹の決め方)は3つある。
それは、Love(愛)、Passion(情熱)Courage(勇気)。
この3つをなくした者はリーダーではない」
そして、この3つの中で一番大切なものは、「Courage・勇気」と語っています。
なぜ、「勇気」なのか。
リーダーは、常に自分一人で考え、決断を下す孤独な役割りを担っています。
その為に必要なのが、誰にも頼ることが出来ず、
一人で決断する勇気、行動する勇気、不安に打ち勝つ勇気、
周りからの非難に耐える勇気などがが求められます。
ゆえに、リーダーには、「勇気」なくしては担えない役割り。
そして、「勇気」を奮い立たせてくれるのがPassionである「熱意」。
「熱意」無くして、勇気は奮いだせません。
逆に熱意があっても、
「勇気」が無くては、決断も、行動も出来ず、何も成し遂げることは出来ません。
では、Love(愛)は?
リーダーが、一人で奮闘していても、限界があります。
場合によっては、裸の王様になってしまいます。
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Love(愛)とは、周りの人達を思いやる心であり、気配りの事だと思います。
誰しも、苦手な分野は存在します。
その苦手な分野を任せる人物を手に入れる事が出来るかは、
周りの人達への対応が重要なポイントになります。
本田宗一郎氏は、経営・営業は苦手な分野でした。
その苦手な分野を藤澤武夫氏を全面的に信用し、
すべてを任せる事で、町工場から世界へ進出する事が出来ました。
藤澤氏は、誠実さを大切にする人物です。
もし、宗一郎氏が周りの人達を無下に扱っていたら、
すぐに離れていった事でしょう。
すぐに離れていった事でしょう。
リーダーは、誰に支えられているかを自覚し、
恩送りを常に心がける必要があるからこそ、Love(愛)が必要不可欠なのです。