絆を壊す勇気がありますか?
「東日本大震災で「絆」がクローズアップされました。
ただ、
絆の語源を考えると、絆を壊す勇気を持つ必要があるのです。
絆の語源・由来は、
犬・馬・鷹などの家畜を、通りがかりの立木につないでおくための綱だそうです
また、しがらみ、呪縛、束縛の意味に使われていたそうです。
または、「ほだし」、「ほだす」ともいう。
そして、 人と人との結びつき、
支え合いや助け合いを指すようになったのは、比較的最近だそうです。
お互いを助け合う絆は、確かに素晴らしいです。
その素晴らしい絆は、
今の時代、諸刃の剣になってしまっているのです。
強い絆が、パラサイト・シングルを生み、
会社にしがみつく正社員を生み出したのではないでしょうか?
そして、師弟関係においては、
師匠の言われること守り、師匠と同じ頂きを目指してしまうのです。
基本を守り、応用は出来ても、
新しいものを生み出す事は出来ないのです。
いつまでも慣れ親しんだ環境や友人関係に甘んじていては、
新しい自分との出会いや自己成長の障害になってしまうのです。
自分の強みを伸ばすことで、
それまでの絆を切る必要が出て来た時には、
切る勇気をもてますか?」