働く人が健康で、長く働くための3条件「人間関係編」

若手・新人が、仕事の基本を学び、健康で無理せず成長できる 職場環境を作るサポートを行います。 無視せず、健全に目標達成をし、自己成長が出来るように 部下目線による人材育成のサポートを行います。


働く人が健康で、長く働くためには、三つのバランスが大切です。

1:人間関係
2:教育システム
3:環境

退職する理由は、人間関係が1番多いです。

 

だからこそ、
働く人は健康で、長く働くためには、
良好な人間関係を築ける職場が重要なのです。

 

ただし、アットホームな職場は、両刃の剣です。

 

アットホームと言うキーワードを使い、
仲が良い職場と言うことを強調したいのでしょうけど、
言い換えれば、1つのグループが出来上がっていると言うことを意味します。

 

そのグループの人達と話題が合わなかったり、
相性が悪かったら、新しく入る人にとっては、
居心地が悪く、居場所がない職場になってしまいます。

 

例えば、
知り合いが誰もいない10人前後の交流会に
初めて1人で参加をしたとします。

 

自分以外の参加者は、何回も顔合わせて、
顔なじみの人たちばかりです。

 

そうすると、
身内話になってしまい、
なかなか話しかけづらい状態になっています。

アットホームな職場も、それと全く同じなのです。

 

その職場の
まとめ役・中心となる人(役職が有る無しに関わらず)によって、
新しい人を受け入れやすい職場か、新しい人が居づらい職場になるか、
アットホームな職場と言う意味合いが変わってきます。

 

まとめ役が前者であれば、
新しい人も入りやすく、定着しやすいかもしれません。

 

逆に後者であれば、新しい人は居場所が無く、
どんなに仕事の条件や環境が良くても、すぐに辞めてしまいます。

 

私も以前そのような経験がありました。

 

その職場は、
課長を含めて9人ほどの職場でした。

私も含めて9人のうち、
4人で一緒に作業することがほとんどでした。

 

 

そして、
他の3人は携帯ゲームでつながっていて、
いつもそのゲームの話をしています。

 

私は、携帯ゲームをやっていなかったので、
まったく話は入れませんでした。

 

周りから見れば、
少人数でアットホームな職場に見えたかもしれません。

 

ただ、私にとっては、
この職場の中心的な人物とは、
相性が悪く、話をする相手すらいませんでした。

 

また、その相手も私のことを毛嫌い感じでしたので、
なおさら、話しかけづらい雰囲気になっていました。

 

そうなってくると、
私にとっては、アットホームな職場ではなく、
居心地の無い職場になりました。

 

相性が悪い、毛嫌いされると言うことで、
私の経験をもう一つ挙げるとすれば、身の危険がありました。

 

別の会社でフォークリフトに乗って、
作業をしていたときのことです。

 

その職場は、私も含めて10人前後いました。

 

そのうちの1人に、毛嫌いをされていました。

 

その人と喧嘩をしたり、
何かトラブルあったと言うわけではありません。

 

ただ、私が気づかないだけで、
相手にとって、何か気に入らないことがあったのでしょう。

 

始めのうちは問題なかったますが、
唐突に私に対して、きつく当たるようになりました。

 

1番衝撃的だったのが、
「お前のために(安全)ルールなんか守るか」と言われたことです。

正直、身の危険を感じてゾっとしました。

 

フォークリフトは、
自動車と同じで簡単に人を殺傷できるものです。

それを扱っている以上、
ルールを守る事は、相手を守ることであり、
自分のことを守ることなのです。

 

そのことすら分からない、
認識がない、自覚がない、
人と一緒に仕事をすると言う身の危険を感じました。

 

社内虐めと言うものは、
見えないだけであって、有るところにはあるのです。

 

ただ、
その事を理由にして辞める人は、
ほとんどいません。

 

あくまでも、
波風を立てないような理由を付けて辞めていきます。

 

そうなってくると、対処のしようがありません。

 

学校の虐めと同じなのです。

 

なかなか人が定着しないといった場合、
新人や若手と接点の多い人を注意深く観察のが重要です。

 

ただし、受け取り方、感じ方は人それぞれです。
あなたが、それぐらいは大丈夫だと思っても、
新人や若手は、予想以上に深刻に捉えている場合もあります。

 

時代が変われば、人の感じ方・受け取り方も変わるのです。

 

自分の価値観・考えが、
「普通だ、当たり前だ、常識だ」という枠を外してこそ、
見えなかったものが見えたりします。

 

なぜなら、人は、自分の見たいものを見て、
見たくないものは見えなくするからです。

 

自分の常識という枠を外したら、
まさか、あの人が
「新人や若手にあんな態度や言葉使いをするなんて」
という場面を目の当たりにするかもしれません。

 

それそほど、職場の人間関係は、
複雑で見えない部分でいろいろな感情が交差し、
お互いに影響を与えあっているのです。

 



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