倉庫現場における正社員の仕事とは何か? (前編)

倉庫の基本的な仕事といえば、
入荷・商品の棚入れ・ピッキン・梱包・出荷。作用の多くはパートやアルバイトがメインで行っています。

では、正社員の仕事は?
もちろん、パートやアルバイトと同じ仕事を行っていては、正社員としての価値がありません。

私の考える倉庫作業者の正社員の仕事は、
仕事の効率化及び労働災害ゼロを行うために何が必要かを考えることです。

それも、作業を行いながら考える必要があります。
なぜなら、倉庫業界も人手不足だからです。

倉庫作業者の正社員は、本来であれば何でも行う必要があります。
と言うよりも、できて当たり前の状態にしておく必要があるのです。

そうでなくては、
仕事の効率化及び労働災害0にするには、何が必要かを考えることが出来ないからです。

自分で実践し、経験しなくては、何が危険か、
どうすれば仕事をスムーズに行えるか分かりません。

予想や仮定で対策をしてみ、実際に行ったら不都合があったり、予想以上に時間や手間がかかったりと働く方は困惑してしまう事が多々あります。
よく言われる机上に空論です。

以前、こんな事がありました。

倉庫内のレイアウト変更をした時のことです。
人1人が通れるだけのスペースを空けて、通路を確保しました。
ところが、ピッキンをする際、商品を持って通るには狭いのです。
それでも、通路幅は変更をしませんでした。

そのようなレイアウトをしたのが、大学卒業したばかりの入社2年目の正社員でした。

その人物は、ピッキン作業もしなければ、
商品を持って狭い通路を通る事はないので、不便さを実感できないのです。

もし、自分がピッキン作業をして、通路の狭さを実感し、不便さを感じたら、どうでしょうか?
少なくとも、不便さを感じて、何かを考えるはずです。

だからこそ、正社員は、実践し、経験する必要があるのです。

そうでなければ、状況に適した改善策を考える事が出来ないだけでなく、作業効率を下げかねない行動をする可能性があるのです。


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