2017長野寺子屋百年塾新春談話会『幸せな一年を送る3つの提言』に参加して
1月8日に長野の善光寺で開催された2017長野寺子屋百年塾新春談話会『幸せな一年を送る3つの提言』に参加してきました。
今回は、リッツ・カールトンホテル元日本史社長でもある百年塾
の塾長 高野 登氏と書籍「成功の9ステップ」の著者でもあるジェームス・スキナー氏の夢のようなコラボ講演。
の塾長 高野 登氏と書籍「成功の9ステップ」の著者でもあるジェームス・スキナー氏の夢のようなコラボ講演。
この講演会の内容を私の主観(フィルター)を通して一言で表現すれば「インサイドアウト」、または「内省」。
そして、この講演会を聴いて見出した幸せな一年(人生)を送る為の3つの提言。
それは、「自分の内面に描く未来のビジョン」・「自分の活用方法」・「主体的な意識コントロール」。
1:「自分の内面に描く未来のビジョン」
自分にとっての幸せとは、どんな状況・環境・人間関係・生活スタイル・仕事なのか?
これらの事を知る為には、「自分は何者か」、「何を求めているのか」、「将来、どんなビジョンを実現したいか」を自分の内面に創り出す必要があります。
自分の内面に創り出す事で、自分の想いに気づき、自分の進むべき方向が明確になり、幸せになる為のストーリーを創り出す事が出来ます。
そして、幸せになる為のストーリーを進める行動を生み出す為には、行動を言葉で表現する必要があります。
言葉を使う事で、行動を具体的に分かりやすく、細かく表現する事が出来ます。
行動を言葉で表現する事で、自分の行動を知り、自覚する事が出来ます。
自分の行動を自覚する事で、「やるべき事を行なっているか」・「やるべき行動を行なっているか」・「向かっている方向は、正しいのか」を知る事が出来ます。
また、言葉の定義を明確にする事で、周りに与える自分の影響や刺激を知る事が出来、余計な事に振り回されず、進みたい方向を見失わずに済みます。
2:「自分の活用方法」
自分の幸せを手に入れる為には、自分の持っているリソースを知り、磨き高める必要があります。
そして、そのリソースのうち、何が必要で、何が不要を見極め、必要なリソースにフォーカスをする必要があります。
なぜなら、不要なリソースにまで磨き高める事に意識を分散させてしまうと、本当に必要なリソースに対して意識を集中させる事が出来ず、1回しかない自分の大切な人生の時間を無駄にしてしまいます。
リソースを磨き高める事で、成功スタイルが完成した時点で、そのスタイルを手放します。
なぜなら、1つの完成されたスタイルにこだわっていては、成長が止まっってしまうからです。
成長が止まる。
それほど、怖いものはありません。
なぜなら、時代は進み、世界は常に変化し、成長し続けているからです。
その世界より、半歩先、一歩先を見据えた成長スタイルを考え、行動する必要があります。
世の中には、三流・二流・一流・超一流と呼ばれる人たちがいます。
超一流と呼ばれる人たちは、常に学び、行動し続け、新しい成長スタイルを構築し、成功スタイルを完成させ続けています。
なぜなら、世界の変化を敏感に感じ取り、1つの完成されたスタイルにこだわる事に対する不安感や危機感を感性で感じ取っているからです。
また、成功スタイルを創り続けるという事は、自分のリソースを増やし、選択肢を増やし、行動範囲を増やす事に繋がります。
3:「主体的な意識コントロール」
幸せになる為には、誰でもない自分で考え、判断し、行動する必要があります。
その為にも、自分で行動という一歩を踏み出す為に心(マインド)をコントロールする必要があります。
そして、過去の失敗した経験・出来ない理由を現在に引き出し、判断・決断・行動に影響させない為の心(マインド)のコントロールも必要となってきます。
過去の失敗・出来なかった感情を現在の自分の心に結び付けてしまうと、行動にブレーキをかけてしまったり、不安やストレス・緊張などと言った心の冷静さを奪ってしまいます。
心(マインド)のコントロールは、自分にしか出来ません。
だからこそ、主体的な意識コントロールが必要となってきます。
第三者から言われたことに対して、敏感に反応し、判断・行動していては、いつまで経っても、自分の望む幸せを手に入れることは出来ません。
言われた事に対して反応する前に、
「今、私の取ろうとする行動は、どんな結果を生み出すのか?
今、自分の発言しようとする言葉は、周りや相手にどんな影響や刺激を与えるのか?」
そして、
「自分の居るべき場所は正しいのか?
向かっている方向は正しいのか?」
と自分の心・意識に問いかける必要があります。
1人ひとり、幸せと感じる状況・環境・人間関係・生活スタイル・仕事スタイル・生き方・人生は違います。
ゆえに、幸せの定義に対する答えは、1人ひとりの心の中にあります。
そして、心の中にある自分だけの幸せを具現化する為に、自分と対話し、自分は、何者であり、何を求めているかを知る必要があります。
と以上が今回の私なりのまとめとなります。