活き活き組織作り方
目次
- 1
- 2
- 3 組織を作るとき、
- 4 マネーベースかパッションベースかで、
- 5 そこで働く人達の仕事に対する
- 6 姿勢や取り組み方が変わってきます。
- 7 活き活きしている組織は、
- 8 パッションベースによる組織作りなのです。
- 9 アメリカで働きたい会社として
- 10 有名なザッポスという会社も、
- 11 パッションベースの組織作りなのです。
- 12 パッションベースの組織作りとは、
- 13 “会社=家族”という考え方が根底にあります。
- 14 実は、日本が昔から持っていた考え方なのです。
- 15 そして、この考え方があったからこそ、
- 16 戦後からの高度経済成長を成し遂げれたのです。
- 17 それが、
- 18 アメリカの個人主義・成果主義を取り入れた途端に、
- 19 日本のお家芸とも言える家族経営は破綻してしまいました。
- 20 なぜ、日本では、
- 21 個人主義・成果主義が上手く機能しなかったのでしょうか?
- 22 その理由として、
- 23 日本は人に仕事を付けますが、 アメリカは仕事に人を付けます。
- 24 別の言い方をすれば、
- 25 日本は会社内のすべての仕事が出来るように
- 26 ジェネラリストを育てます。
- 27 それに対して、アメリカは、
- 28 一人ひとりの個性・強みに合わせた仕事に対する
- 29 スペシャリストを育てます。
- 30 アメリカのような個人主義・成果主義を
- 31 優先させたからと言って、
- 32 チームワークが機能がしないというわけではないのです。
- 33 スペシャリストになるという事は、
- 34 自分の得意分野・強みを伸ばすという事を意味します。
- 35 なのでチーム内の役割分担が明確になります。
- 36 それも、
- 37 自分の得意分野・強みが活かせる役割りなのです。
- 38 チームワークに大切なのは、お互いの事を尊重し、
- 39 信頼し合い、同じ目的に向かう意識なのです。
- 40 そして、意識を集約させて、方向性を示し、
- 41 目的達成に導くのがリーダーなのです。
- 42 チームにおいて、
- 43 リーダーは役割りの1つに過ぎないのです。
- 44 もちろん、
- 45 特別なカリスマ的なリーダーも存在しますが、
- 46 それは、ごく一部の人に過ぎません。
- 47 もっと分かりやすく言えば、
- 48 アメリカの映画やドラマの登場人物は、
- 49 個性が強く、一人ひとりの個は立っていますが、
- 50 チームとして成り立っています。
- 51 逆に日本は、
- 52 チーム内で役割分担を与えますが、
- 53 必ずしも、与えられた役割が
- 54 その人の得意分野・強みとは言い切れません。
- 55 それでも、
- 56 急成長を成し遂げる為のチームワークが成り立っていたのは、
- 57 家族経営が根底にあり、役割りを分担する人(リーダー)が、
- 58 相手(メンバー)の得意分野・強みを見抜いて、
- 59 相手に合った役割りを与える事が出来ていたからです。
- 60 日本において個人主義・成果主義が失敗してしまったのは、
- 61 目に見える成績だけしか評価せず、
- 62 日本の強みである家族経営を捨ててしまった事にあるのです。
- 63 日本でも、増益増収をしている会社は、
- 64 時代の流れに柔軟に対応しながら、
- 65 家族経営を根底にしっかりと根付かせています。
- 66 日本は、建築物や料理に見られるように、
- 67 海外の文化や仕組みを取り入れる事が上手いはずなのです。
- 68 それなのに経営に関しては、
- 69 目先の利益優先(マネーベース)になってしまい、
- 70 日本が大切にしてきた 家族経営(パッションベース)の利点を見失った結果、
- 71 個人主義・成果主義を上手く取り入れる事が出来なくて
- 72 大切なものを失ってしまいました。
- 73 そんな現状を打破する為に必要な事は、
- 74 お互いを尊重し合い、 認め合える組織文化を創り出すことです。
- 75 その為に必要なのが、仕事だけではなく、
- 76 生き方に繋がる共通的な 考え方や価値観を示すものなのです。
- 77 簡単な例を挙げれば、 リッツ・カールトンホテルで言えばクレドです。
- 78 そして、
- 79 経営トップの想いや夢を 組織全体に行き渡らせる仕組みであり、
- 80 経営トップの行動力とパッションの高い熱量なのです。
- 81 そして、1年に1回だけではなく、
- 82 何回も何回も伝える愚直な真摯な努力が必要なのです。
- 83 活き活き組織とは、
- 84 自分の生き方を体現できる場所とも言えるのです。
- 85 そして、
- 86 会社にその場所を創り出すことができるのは、
- 87 経営トップであり、そこで働く人達だけなのです。
- 88
- 89
組織を作るとき、
マネーベースかパッションベースかで、
そこで働く人達の仕事に対する
姿勢や取り組み方が変わってきます。
活き活きしている組織は、
パッションベースによる組織作りなのです。
アメリカで働きたい会社として
有名なザッポスという会社も、
パッションベースの組織作りなのです。
パッションベースの組織作りとは、
“会社=家族”という考え方が根底にあります。
実は、日本が昔から持っていた考え方なのです。
そして、この考え方があったからこそ、
戦後からの高度経済成長を成し遂げれたのです。
それが、
アメリカの個人主義・成果主義を取り入れた途端に、
日本のお家芸とも言える家族経営は破綻してしまいました。
なぜ、日本では、
個人主義・成果主義が上手く機能しなかったのでしょうか?
その理由として、
日本は人に仕事を付けますが、
アメリカは仕事に人を付けます。
別の言い方をすれば、
日本は会社内のすべての仕事が出来るように
ジェネラリストを育てます。
それに対して、アメリカは、
一人ひとりの個性・強みに合わせた仕事に対する
スペシャリストを育てます。
アメリカのような個人主義・成果主義を
優先させたからと言って、
チームワークが機能がしないというわけではないのです。
スペシャリストになるという事は、
自分の得意分野・強みを伸ばすという事を意味します。
なのでチーム内の役割分担が明確になります。
それも、
自分の得意分野・強みが活かせる役割りなのです。
チームワークに大切なのは、お互いの事を尊重し、
信頼し合い、同じ目的に向かう意識なのです。
そして、意識を集約させて、方向性を示し、
目的達成に導くのがリーダーなのです。
チームにおいて、
リーダーは役割りの1つに過ぎないのです。
もちろん、
特別なカリスマ的なリーダーも存在しますが、
それは、ごく一部の人に過ぎません。
もっと分かりやすく言えば、
アメリカの映画やドラマの登場人物は、
個性が強く、一人ひとりの個は立っていますが、
チームとして成り立っています。
逆に日本は、
チーム内で役割分担を与えますが、
必ずしも、与えられた役割が
その人の得意分野・強みとは言い切れません。
それでも、
急成長を成し遂げる為のチームワークが成り立っていたのは、
家族経営が根底にあり、役割りを分担する人(リーダー)が、
相手(メンバー)の得意分野・強みを見抜いて、
相手に合った役割りを与える事が出来ていたからです。
日本において個人主義・成果主義が失敗してしまったのは、
目に見える成績だけしか評価せず、
日本の強みである家族経営を捨ててしまった事にあるのです。
日本でも、増益増収をしている会社は、
時代の流れに柔軟に対応しながら、
家族経営を根底にしっかりと根付かせています。
日本は、建築物や料理に見られるように、
海外の文化や仕組みを取り入れる事が上手いはずなのです。
それなのに経営に関しては、
目先の利益優先(マネーベース)になってしまい、
日本が大切にしてきた
家族経営(パッションベース)の利点を見失った結果、
個人主義・成果主義を上手く取り入れる事が出来なくて
大切なものを失ってしまいました。
そんな現状を打破する為に必要な事は、
お互いを尊重し合い、
認め合える組織文化を創り出すことです。
その為に必要なのが、仕事だけではなく、
生き方に繋がる共通的な
考え方や価値観を示すものなのです。
簡単な例を挙げれば、
リッツ・カールトンホテルで言えばクレドです。
そして、
経営トップの想いや夢を
組織全体に行き渡らせる仕組みであり、
経営トップの行動力とパッションの高い熱量なのです。
そして、1年に1回だけではなく、
何回も何回も伝える愚直な真摯な努力が必要なのです。
活き活き組織とは、
自分の生き方を体現できる場所とも言えるのです。
そして、
会社にその場所を創り出すことができるのは、
経営トップであり、そこで働く人達だけなのです。