先を・先見性
藤澤氏が新任取締役に経営者としての心構えとして説いた言葉で、
「経営者とは、三歩先を読み、二歩先を語り、一歩先を照らすものだ。」
と言うのがある。
本質を突いている言葉だと思った。
企業と言う大船団の先陣を切って航行するのが、経営者が乗る船でであって、常に時代の先読みをし、会社が成長・発展をし、安定するように安全な航海を目指す。
そして、その後ろからついてくる小船団と言える各営業所・各部署の長には、会社としての目的地・方向などの意味を語る。
最後に、目的地に向かう方向を見失わないようにそれぞれに海図を渡し、道を照らす。
と言う感じに受け止めたのだが、上手く説明出来なくて申し訳ないです。
そして、これを個人にあてはまるとどうなるだろう。
三歩先を読むとは、自分の人生に対する目的を明確にする事であり、二歩先を語るとは、その目的を達成する為に、どうすればよいか自分自身に問いかけ、その為に必要な目標を導き出す事。
そして、一歩先を照らすは、導き出した目標を達成する為の方法・手段などを考えだし、行動を起こす道しるべとする。
会社の現場では、仕事として接するのは機械であったり、情報であったりと様々だが、上層部なればなるほど、接するのは人間になるはずである。
その事を考えると、経営者としての心構えとは、言い換えると人を導く心構えになるのではないかと思う。
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