いつもブログを読んでくださり ありがとうございます。

仕事の教え方にお悩みの 経営者・中間管理職・職場のリーダーを 仕事の教え方をサポートしています 仕事の教え方コーチ 吉岡 晃です。

最近では、

めっきり少なくなりました車のミッション車ですが、

そのミッション車の運転の仕方と仕事の教え方は、

とても似ていると思うのです。

ミッション車は、

簡単には分けるとロー、セカンド、サード、トップと言うように、

状況やスピードによってギアーを変えて運転します。

スピードとギアーが合っていないと、

スピードが出なかったり、

エンジンが回りすぎて焼きついたり、

または、エンストしてエンジンが止まってしまいます。

（オートマ車では、エンストなんてないので、

知らない人もいるかもしれませんね。）

それと同じように、

仕事を教える相手の知識・技術・スキル・熟練度などと

教える内容やレベルが合っていないと、

相手の成長速度を鈍化させたり、

止めてしまう可能性もあると思うのです。

ギアで言うトップを一人前とした場合、

ローは新人、セカンドは2年目、サードは3年目と仮定します。

一年目は、仕事の基本を学び、

着実に基本を身につけていく時期でもあります。

車で言えば、

エンジンをかけて、ゆっくりとローギアーでスタートをした段階です。

次に二年目ですが、

仕事の一年の流れや会社の環境・先輩・上司・同僚・ お客さま・取引相手・協力業者など、

仕事に関わる人達とある程度の人間関係に慣れたり、

仕事の基本をある程度分かってきた時期でもあると思います。

また、仕事の基本を自分の中に落とし込んで、

行動に反映させていく時期だと思うのです。

車でいえば、

走り出して、少しだけスピードが出てきて、

セカンドギアーに入れ、徐々にスピードを出そうとしている段階です。

三年目にもなると、

仕事の流れも分かり、基本も身について、

そろそろ自分なりの考えで、判断し、行動を求められる時期でもあります。

とは言え、まだまだ、基本を離れるには少し早い時期でもあります。

なので、基本を守りつつ、

基本の応用を自分なりに考え、行動する時期でもあります。

その時に重要なのが、失敗などをしても、

フォローしてくれる上司や先輩がそばにいるかどうかです。

そこにこそ、

仕事を教える人の役割りの一つが活きてきます。

仕事を教えるとは、

基本を教えるだけではないと思うのです。

大切なのは、

失敗をした後のフォローなのです。

知識は、あくまでも知識なのです。

知識を知恵に変えるには、

知識をもとに行動し、さまざまな気づきを得ることで、

初めて、自分の腹に落ちて、自分のものになるのです。

その為には、

失敗を恐れさせてしまっては意味がありません。

もう一度言います。

失敗を恐れさせない為にも

教えている相手のフォローは必要不可欠なのです。

三年目は、車でいえば、

スピードも徐々に出てきて、

さらに加速する為にサードギアーに入れた段階です。

四年目ともなれば、

仕事で一人立ちをする時期でもあります。

また、この頃になれば、後輩や部下がいる人も多いと思います。

なので、今までは上司や先輩からフォローされていた立場から、

後輩や部下をフォローする立場になる人もいるのではないかと思います。

まだ、四年目です。

分からない事も多い事でしょう。

自分のことで、一杯いっぱいの人もいる事でしょう。

それでも、否応なく、

後輩や部下をフォローする事を求められる立場になってしまでしょう。

自分には出来ない、無理と言って、

そこから逃げ出すことも、辞退することも出来るでしょう。

実は、そこが一人立ちできるかの分かれ道なのです。

人に何かを教えるという事は、

自分が行ってきた仕事のやり方や価値観を

見つめ直す絶好のチャンスなのです。

それまでの三年間は、

上司や先輩・取引相手・協力業者など、仕事で関わってきた人たちから、

多くの事を教えられ、気づきを与えてもらえたと思うのです。

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