整理整頓の目的とは

整理整頓の目的とは何でしょうか?

作業効率アップでしょうか?
ミスや事故の防止でしょうか?
ルールや規則を守らせる為でしょうか?
見た目を良くするためのものでしょうか?

これらは整理整頓も行った結果、得られるものです。
なので、整理整頓を行う目的ではないのです。

では、
整理整頓の目的とは、なんでしょうか?

私の定義する整理整頓の目的とは、

お客様・働く人を笑顔にする為に
場を整え、場を作る事です。

お客様からお預かりしている
商品や自社の商品を清潔に破損なく、
出荷伝票通りにミスなく発送することであり、
働く人が、健康で安心・安全に働ける場づくりなのです。

では、
もう少し具体的にお話をしていきたいと思います。

整理とは、
一般的に要るものと要らないものを区別して、
要らないものを処分する事と言われています。

なので、整理を行うことで、
破損品や不良品をを発見することができます。

そうすることによって、
事前に欠品になる商品を見つけることができます。

破損品や不用品をそのまま放置しているとどうなるか、
そういう経験をしている人はわかると思います。

間違って、破損品や不良品を出荷をしてしまったり、
欠品処理をしていないために在庫がなく、
出荷指示の数量通りに出荷ができなくなります。

そうなってしまうと、
お客様に対する信用問題にも関わってきます。
それを防ぐためにも、
整理をして破損品や不良品を放置をさせないのです。

次に整頓とは、
一般的に要るものを使い易い場所にきちんと

置くこと言われています。

なので、整頓を行うことによって、
先入れ先出しを行いやすくなるだけでなく、
商品に埃をつもらせたり、
外相箱の変色や劣化を防ぐことができます。

医薬品に関して言えば、
外相箱に凹みがあっただけでも検品対象になります。

また、注文をした商品が届いたときに、
外相箱とは言え変色をしていたり、
箱が潰れていたりしたらどんな印象を受けますか?

事前に分かっていれば、納得もできると思いますが、
知らされずに商品が届いたら、
お客様によっては、返品やクレームの対象になります。

ここまでが整理整頓の目的の前半部分である
「お客様からお預かりしている
商品や自社の商品を清潔に破損なく、
出荷伝票通りにミスなく発送する」
に該当します。

では、後半部分の
「働く人が、健康で安心・安全に働ける場づくり」
と整理整頓の関係性に関してです。

倉庫の現場に限って言えば、
整理整頓がされていることで、
仕事に対するプレッシャーやストレス、
不満が軽減されるのです。

なぜなら、
ピッキング表通りに商品が置かれて、
指定の数通り商品があることで、
商品を探し回ったり、時間に追われたり、
事務所等へ問い合わせをしなくて済むことで、
平穏無事に仕事を終えることができるからです。

これがどんなに仕事に対する
プレッシャーや不満、精神的ストレスを減らすか、
実際に経験しないとわからないと思います。

仕事に対する
プレッシャーやストレス、不満は、
健康面や人間関係にも
無意識に影響を与えてしまいます。

時間に追われ、プレッシャーやストレスが高まて、
ピリピリと張りつめた職場では、
精神的ストレスも高まり、
知らず知らずのうちに言葉使いが荒くなったり、
口調が強くなってしまいます。

その結果、
普段なら聞き流せることもカチンときて、
口論になる可能性が高くなってしまいます。

また、整理整頓がされていないと、
商品を指定の場所に置けず、
仮置きとして歩行帯に置きっぱなしにしたり、
商品を高積みすることによって
死角を作ってしまう事もあります。

そうなると、
倉庫現場の安全性は損なわれ危険が高まります。

危険が高まると言う事は
作業者は、不安になり、自己防衛本能が働き、
作業に集中できなくなります。

また、整理整頓をされていないと、
どんなに掃除をしようとも手が回らない箇所が出てきます。

そう言うところにホコリが溜まり、
気がついたら倉庫現場全体がホコリぽくなってしまいます。

ホコリぽい倉庫で働いて
健康管理が出来るでしょうか?

商品を触ったらホコリで軍手が真っ黒になる。
そんな状況を想像してみてください。

もうすでにそう言う
倉庫現場で働いている人であれば、
容易に想像できると思います。

今の時代、
働く人の健康を考えない職場では、
誰も働きたくないのが本音です。

これらの事から整理整頓の目的は、

お客様・働く人を笑顔にする為に
場を整え、場を作る事です。

「お客様からお預かりしている
商品や自社の商品を清潔に破損なく、
出荷伝票通りにミスなく発送することであり、
働く人が、健康で安心・安全に働ける場づくり」

なのです。


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