倉庫現場の労働力として正社員を雇うか、パートやアルバイトを雇うか? 前編
人手不足の今の時代、倉庫現場の労働力として正社員を雇うか、パートやアルバイトを雇うか、悩むところではないでしょうか?
私の答えから言ってしまえば、正社員を雇うべきなのです。
ただし、会社の成長、変革、改善に貢献する人財でなければなりません。
パートやアルバイトは、
正社員の仕事を補佐する、サポートする人材だと捉えるべきなのです。
言われた仕事しか行わない・出来ない、ルーチン的な仕事しか出来ない、
会社の成長、変革、改善に貢献できる仕事を自ら作り出せない、
そんな正社員は、人財でもはなく、人材でもなく、人罪です。
そんな正社員を雇うくらいなら、パートやアルバイトで十分です。
1日の出荷量や倉庫の規模にもよりますが、極端な事を言ってしまえば、オールマイティに仕事を行える正社員が1人と入荷・格納・出荷を担当する正社員が各1名がいれば十分なのです。
状況を的確に判断して、状況に合わせた指示を出せば、自然と仕事は回っていくのです。
ただし、指示をされた人達が、きちんと仕事を行うかは別問題です。
重要なのは、仕事全体の流れを把握し、的確に指示を出せる人財がいることなのです。
正社員をどんなに増やそうが、パートやアルバイトと同じレベルの仕事を行っていては人件費の無駄です。
正社員だから、残業をさせやすい、休日出勤をさせやすいと言う時代は、働き方改革によって終わりました。
残業時間の規制、有給休暇の消化の義務化により、会社側も正社員に無理をさせることが出来なくなりました。
だからこそ、正社員の質が問われるのです。
なんとなく仕事をして、なんとなく残業時間を稼ぐと言う時代が終わった事を会社側が示す必要があります。
言い換えると、正社員に今までの働き方、仕事のやり方が
通用しないと言う危機感を与える必要があるのです。
もちろん、危機感を与えるだけでは駄目です。
危機感を与えた上で、自己成長をする為にさまざまな事を学ぼうとする人に対しては、惜しみないサポートを行う必要があります。