ホワイト物流推進運動への提言パート6

「ホワイト物流」推進運動内に書かれている推奨項目において、
倉庫業務関係する個所を抜粋して、
私の20年以上の倉庫現場経験からの問題点・課題点の提言。

C:安全の確保

1.荷役作業時の安全対策
2.異常気象時等の運行の中止・中断等


荷役作業時の安全対策
課題
・危機感の不足
・ルール・規則の軽視

これは大手企業では
当然行われていることであって、
改めて言うことではないと思います。

あえて言えば、
中小企業の倉庫では、
作業の慣れから来る危機感不足は
大いにあります。

また、
パレット積みを行う場合は、
安全対策として、
荷物の組み付けは
重要なポイントとなります。

形の良い商品は、
誰にでも、簡単にパレットに
積むことができます。

問題なのは、
形が不揃いな商品だったり、
重さがバラバラな商品を
パレットに積む場合です。

いくら形が良く、
その上に商品が置きやすくても、
簡単に潰れてしまう商品であっては、
下のほうに積む事は出来ません。

また、
重い商品は形が悪くても、
上のほうに積むことができません。

パレット積みを行う場合は、
手積みやバラ積みとは、
違った事に気をつける必要があります。

私は、
手積みやパレット積みをやってきました。

パレット積みは、
確かに楽ですし早いです。

ところが、
安全面から考えると
気を使う分もあります。

それは、
前後左右の重量バランスです。

最近のトラックは、
エアサスが多くなってきましたが、
まだまだ、普通のサス使っている
トラックも多いです。

15年ほど前は、
エアサスのトラックは少なかったので、
エアサスのトラックが積み込みに来ると
ラッキーと思ってしまうほどでした。

片方に重い荷物を載せると
トラックが傾いて、
曲がる時は不安定になってしまいます。

そうしないためにも、
左右の重量バランスが必要になってきます。

手積みやバラ積みの場合は、
積みながらバランス調整を
する事が出来ますが、
パレット積みの場合は、
なかなかそうはいきません。

トラックドライバーは、
自分で運転するので、
バランスの事は分かっています。

ところが、
経験の浅い倉庫作業者は、
そこまで気づかない場合があります。

ただ、
パレット積みを行う場合、
ほとんどの場合が定期便と
思われるので、
前後左右のバランスの事は、
通常は考えなくていいと思います。

ところが、
単発的に来るトラックの場合は、
ドライバーは、
商品の重さを把握していない為、
パレット積みをする場合は、
積み込む際は、気をつける必要があります。

また、
ラップなので商品を
固定できない場合も
気をつける必要があります。

パレット積みの場合、
隙間がどうしても
出来てしまう場合があります。

その場合は、
パレットを挟んだり、
板状の発泡スチロールを
挟んたりして、隙間を無くし、
ラッシングを掛けられるならかけ、
商品が前後左右に動かない様に
固定をしたりします。

商品が軽いものであれば、
多少動いても荷重移動は
気にしなくても良いと思われますが、
商品が重いとそうはいきません。

たまに片側に傾いている
トラックを見ると本当に危険を感じます。

エアサスのトラックは
片荷は気にする
必要はないかもしれませんが、
多くの車と走っている限りは
出来るだけバランス良く
荷物を積む必要があります。

その為にも
トラックドライバーが、
安心安全に運転ができる、
荷造りや積み込みを考える事が
出来る倉庫作業者が必要です。

どんなに安全対策を考えても、
積み込む荷量や
ドライバーに合った
積み方をする必要があるのです。

その為にも、
倉庫作業者の経験値を
上げる必要があります。

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