ホワイト物流推進運動への提言パート7

「ホワイト物流」推進運動内に書かれている推奨項目において、
倉庫業務関係する個所を抜粋して、
私の20年以上の倉庫現場経験からの問題点・課題点の提言。

安全の確保
1.荷役作業時の安全対策
2.異常気象時等の運行の中止・中断等


異常気象時等の運行の中止・中断等
課題
・悪天候等による荷受け・積み込み作業へ悪影響
・荷受け・積み込みバースの屋根の有無
・実績経験の高い倉庫作業者不足

異常気象の際の運行中止・中断は、
あくまでも荷主サイドの判断が強く影響されます。

荷主がどうしても
運行してほしいと言えば、
現場は、運行しなくてはなりません。

ところが、大雨や雪などといった
警報がでない悪天候の場合は、
事情が異なります。

大雨や雪により、
「積み込みが出来ないので運行の
中止や中断をさせてください」とは、
現場からの要請は受け入れられません。

そのため、
積み込みバースの設備によっては、
かなりの苦労を強いられます。

その結果、
同時に積み込みが出来る
トラック台数が制限される事で、
荷待ちを発生させます。

私が以前働いていた倉庫も、
屋根がない場所で積み込んだり、
台風や雪が降り込んだりしたので、
悪天候の時には積み込み場所が
通常の1/3になりました。

それでも、
通常の積み込み作業を
行わなくてはなりません。

このような苦労は、
現場の作業者にしか分からない事です。

しかも、
倉庫の設備に関しては、荷主は関係ありません。

なので、
設備に関する資金提供を
申し出ても普通は受け入れられません。

荷主としては、
設備の整った倉庫業者を
探せばいいだけの事なのですから。

設備の問題もそうですが、
悪天候の時ほど、
現場作業者の判断力が問われます。

どんな商品であれ、
水濡れは避けたいものです。

その為にも積み込みスペースは、
屋根があり、雨が降りこみづらい
向きである必要性があります。

そして、状況に応じて柔軟に対応できる
実績経験の高い倉庫作業者が必須です。

ここで多くの場合、勘違いされがちですが、
実績経験が高ければいいというものではありません!

ピッキング作業や倉庫内への格納の
実績経験が高くても意味がありません。

トラックへの積み込み作業の
実績経験の高い倉庫作業者が必要なのです。

そうでなくては、
状況に応じて、臨機応変に対応も出来なければ、
トラックドライバーへの的確な指示が出来ません。

ところが、
物流業界も人材不足・人手不足で、
現場には経験豊富な人材が不足しているのです。

そして、
中小企業の倉庫現場では
人材育成は行われていません。

その為、
倉庫現場の現場力は低下し、
正社員の作業者であっても
アルバイト・パートのレベルで作業をしています。

その結果、
自ら考え、臨機応変に対応し、
自己成長を行うことが出来ないでいるのです。

まさにコンフォートゾーンに
ドップリハマっている状況なのです。

その現状を直視し、
改善していかなくては、
何も変わることも、
変える事も出来ないのです。

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