ホワイト物流推進運動への提言パート3

「ホワイト物流」推進運動内に書かれている推奨項目において、
倉庫業務関係する個所を抜粋して、
私の20年以上の倉庫現場経験からの問題点・課題点の提言。

A:運送内容の見直し
 1:課題点物流の改善提案と協力
 2:予約受付システムの導入
 3:パレット等の活用
 4:発荷主からの入出荷情報等

パレット等の活用
課題
・入荷・出荷によるパレット枚数を管理する人材不足。
・パレット購入のための資金力不足。
・トラックドライバーのフォークリフト運転経験の有無
・トラックドライバーの商品の扱い履歴の有無
・誰がパレットに商品を組み付けるか

なぜ、パレットによる積み込み作業が行わないか?
理由は、3つあります。

1つ目は、
根本的な問題の解決をしなくてはなりません。

根本的な問題とは、
配達が終わったパレットを
どのように回収をするかです。

パレットは、無料ではありません。
言い換えると、会社の資産に当たります。

なので、パレット積みをした場合、
確実に回収をしなくては、
どんどん減ってしまい、
新しいパレットを購入しなくてはなりません。

その為、
パレット積みができる商品は、
定期的にトラックで
配達をしている顧客に限られます。

しかも、
パレット管理がきちんと
行われる顧客に限定されます。

私は、
いろいろな倉庫で働いてきましたが、
扱っていない商品の社名入りのパレットが
ここで使われているのか?と疑問に思えるほど、
いろいろな会社のパレットが使われていました。

これは言い換えると、
きちんと返却をされていないことになります。

パレットが
荷主の元に返却をされていないという事は、
荷主は、それだけ出費が増えている事になります。

その事を分かっているからこそ、
パレット積みを嫌がるのです。

また、
パレットが減っていくという事は、
新しく入荷してきた商品を
載せるパレットが無いので大変に困ります。

2つ目は、
トラックドライバーが
フォークリフトを運転できるかということです。

そして、
フォークリフト技能講習修了書を持っているかです。

大手の倉庫では、
フォークリフト技能講習修了書持っていないと
フォークリフトに乗ることは出来ません。

リクシルで働いたときには、
1年に1回、社内講習を受けて、
簡単なテストに合格しなくては、
フォークリフトに乗ることができません。

定期便で入ってくるトラックの場合は、
フォークリフトの修了書は
基本的に持っている場合が多いでが、
単発で入ってくるトラックの場合は、
持っていない可能性もあります。

また、修了証を持っていたとしても、
人によっては、
リーチ式かカウンター式のどちらかにしか
乗った事がないとい人もいます。

私は、両方乗れますし、
カウンター式はクラッチ付きも乗っていましたので、
さほど難しさは感じませんが、
人によっては、リーチ式は難しいという人もいます。

乗った事のない方式の
フォークリフトに乗るという事は、
事故率も高くなります。

もし、積み込みの時に事故でも起こして、
商品を破損させ、代用品がなかった場合は、
荷主に多大な迷惑をかけるだけでなく、
信用問題にも関わってきます。

フォークリフトの
修了証を持ってなかった場合は、
パレット積みであろうが、
倉庫作業者が積む事になりますので、
倉庫作業者の都合により、
結果的に荷待ちをすることになりました。

3つ目は、
誰がパレットに商品を組み付けるかです。

トラックが集荷に行った時点で、
パレットに商品がきっちり組み付けをされて、
すぐに積み込める状態であれば、
積み込み時間の短縮にも繋がります。

ところが、
トラックドライバーが
パレットに商品を組み付ける場合もあります。

以前、働いていた倉庫では、
デンソーの商品を福岡まで運ぶ
定期便のトラックへ積み込みをしていた時は、
トラックに積み込み込めるように
パレットに商品を組みつけ直しをしていました。

パレット積み込みをする為には、
パレットに組み付けをする必要があります。

必ずしも、
みんな組み付けしやすい商品ばかりではありません。

手積み、バラ積みと
同等の効率で商品を積む為にも
パレットの組み付けは重要です。

では、
それは誰が行うのか?

トラックドライバー不足と同じように
倉庫現場も人手不足です。

単純作業や軽作業は、
パートやアルバイトでも可能ですが、
パレットへの組み付けは、
頭も使えば、経験が必要です。

さらに、
時間に追われもします。

これらの理由により、
パレット積みができるのは、
様々な条件が重なった倉庫現場に限られてしまいます。

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