ルールを守らせるためには、行動の〇〇〇が必要です (前編)
ルールを守らせるためには、行動の◯◯◯が必要です。
◯の中に入る言葉は、ズバリ「習慣化」です。
ルールを守らせるには、最終的には行動の習慣化必要です。
では、
行動の習慣化が出来るには、
どれぐらいの期間が必要なのでしょうか?
"人は21日間(3週間)程度、同じ行動を続けると、
急速にその行動をすることへの抵抗感がなくなり、
習慣化する確率が高まるといわれています。
脳科学研究の分野でも、
同じ行動を繰り返し2週間~4週間程度続けることで、
その行動をとるための神経細胞間をつなぐ
接合部(シナプス)がつながり、
習慣化しやすくなることが実証されています。
(ニューヨーク病院の形成外科Maxwell Maltz氏の研究等)
プチトレ21日間とは – プチトレ21日間
|JMAM 日本能率協会マネジメントセンター"より
と言われています。
本当にそうなのかと疑問に思われるかもしれません。
私もこのような研究結果があったとしても、
信じる事はなかなかできません。
ところが行動の習慣化というものは、
周囲の環境がしっかり整っていればできるものです。
以前、
私が働いていた自動車メーカーT社の
グループ会社であるS社で、そのことを経験しています。
どのような経験かといいますと、
その会社の工場はとても広くて、
構内のいたるところに横断歩道が作られていました。
そして、横断歩道を渡るときには、
必ず、指差しをして、
左右確認をすると言うルールが決められていました。
構内が広いので、
目的の場所に着くまでには、
何回も横断歩道を渡ることになるのですが、
みんな、必ず、指差し左右確認をして渡っていました。
もちろん、
横断歩道を渡らないと言う人は誰もいませんでした。
これは、横断歩道を渡るときには、
指差しをして、
左右確認をするという行動が習慣化されている証拠です。
私も1ヶ月も働くと無意識に行っていました。
そして行動の習慣化とは恐ろしいもので、
街中の横断歩道でも思わず、
指差しをして、左右確認をしてしまったことがあります。
では、
行動の習慣化とは、
どうやったら行うことが出来るでしょうか?
後編に続く