倉庫現場作業者及び経営者の皆様へ
下記のチェック項目は、仕事において自分自身を客観的に見て、
今、自分の状況を知る一つの手段となります。
特に倉庫現場作業者の皆様には、毎日の作業において、
「大切なもの」を意識して作業に取り組むことが重要です。
例えば、
顧客に正確かつ迅速な配送を提供することが
自分の大切なものである場合、
その意識を持って作業することで、
品質向上やミスの軽減などの効果が期待できます。
また、
「関係性」についても意識していただきたいと思います。
自分の作業が、他のスタッフや上司、
そして最終的にはお客様にどのような影響を
与えるかを常に意識することで、作業の意義を理解し、
モチベーションアップにつながることがあります。
一方、経営者の皆様には、
従業員の「大切なもの」や「関係性」について理解し、
それらを尊重することが求められます。
従業員一人ひとりの価値観や意識を尊重し、
その意識を反映させた
業務プロセスの改善や環境整備を行うことで、
従業員のモチベーション向上や定着率の向上など、
経営に直結する効果が期待できます。
以上のように、このチェック項目は、
作業者と経営者双方にとって有益なものであると考えます。
大切なものに気づく
仕事の中に自分が大切にしたいものはありますか?
自分が何を大切にして、仕事を行っているか自覚していますか?
職場での関係性に気づく
一緒に働く仲間は、
自分の仕事が誰にどんな影響を与えているか知っていますか?
働いている環境に気づく
今、働いている職場の仕事内容や働いている環境・人間関係には満足していますか?
健康維持に気づく
毎日の健康をどれぐらい意識していますか?
仕事と健康の関係を考えていますか?
評価に気づく
会社・上司、一緒に働く仲間は、
あなたの成長や成功を公正に評価する方法を知っていますか?
大切なもの
- 自分が大切にしたいものを大切に出来ると
主体的・自主的に、目標を達成する為のやる気が生まれてきます。 - ·仕事の中に自分が
大切にしたいものが有るのと無いのとでは行動や発言が違ってきます。 - ·自分の人生・生き方において、
仕事の中に自分の大切なものが有るのと無いのとでは、
仕事に対する取り組み方が違ってきます。 - ·仕事の中に自分の大切なものがあると、
仕事を行う理由付け・動機付けが出来て、自発的に考えて行動がすることが出来ます。 - ·自分の大切なものが仕事の中にあると、
仕事が志事(志す事)となり、やりがいを感じ、毎日の生活が充実します。
関係性
- 自分の仕事が、誰の為に重要なのか知っておく必要があります。
その為にも、「誰を助けているのか?」・「どのように助けているのか?」
という事を知っておく必要があります。 - 自分が誰の人生に影響を与えているかを感じる必要があります。
- 人は、自分が必要とされる事を毎日実感する事が大切です。
- 自分が他人の人生にどんな影響を与えているかが見えていなかったり、
他の人に何も影響を与えていないと知ってしまうと
虚しさやモチベーションが下がってしまいます。
労働環境
- 一日の大半を過ごす職場ですから、
自分の考え方や行動、人生に大きな影響を持っています。 - ·慣れ親しんだ心地よい空間は、
成長するためには障害となる可能性があります。 - ·価値観や方向性が違う人達と仕事をする事は、
ストレスの原因にもなり得ます。 - ·仕事場の環境が、
健康管理を行う上で難しい場合は、仕事に集中できないばかりか、
自分の人生にも大きな影響を受けます。
健康維持
- どんな仕事も、健康な身体だからこそ、能力の100%出し切れるものです。
- ·日頃から健康管理や健康維持をする為の
行動を意識する事で、自己管理を行う事が出来るようになります - ·無理をして、目標を達成出来たとしても、
のちのちに大きなしっぺ返しを受ける可能性が高くなります。
評価
- 働く時は、自分の成長と貢献を自分で知る必要があります。
- ·自分の仕事の成功が、他人の意見や気まぐれに左右されたら、
それがいかに好意的な意見でも充実感を得ることが出来ません。 - ·成功や失敗を評価する具体的な方法を知っていなくては、
自分の人生をコントロール出来ないと感じて、やる気をなくしてしまいます。 - ·人は、自分のやっている事に対して達成感を感じたり、
適正な評価を受ける事で自己肯定が高まります。