アクティーズ ジャパン
代表 吉岡 晃(よしおか あきら)

20年以上にわたり、物流倉庫の現場で作業者・フォークリフトオペレーターとして働いてきました。
その経験を活かし、今は現場で働く人たちの「考える力」と「動く力」を育てる“考動人材育成コーチ”として活動しています。
私のミッションは、現場に「考える文化」を根づかせ、作業を“ただの作業”から“プロフェッショナルな仕事”へと進化させることです。
■ 現場経験が教えてくれた物流の本質
物流は単なる“モノの移動”ではありません。
それは、荷主やお客様が生み出した「価値」を預かり、届けることで、社会に価値を循環させる“経営資産のサポート業務”です。
現場では、
- 判断力・決断力
- チーム力・連携力
- 流れを整える設計力
- 空気をつくるホスピタリティ
──こうした“人の力”が物流の質を決めています。
だからこそ、私は「ただ動く人」ではなく、
「現場の流れを整え、動きをデザインできる人」が、これからの現場を変えていくと信じています。
■ 現場にホスピタリティを根づかせる
特に私が強く影響を受けたのは、リッツ・カールトン元日本支社長・高野登さんのセミナーです。
「ホスピタリティとは、“相手の心を想像し、寄り添う力”」
という教えは、物流現場にもそのまま当てはまります。
- チームが気持ちよく働ける現場
- お客様が安心できる仕事の流れ
- 作業の“意味”が伝わる育成の場
これらを実現するには、ただ効率化するのではなく、「人に寄り添う視点」が不可欠です。
■ 生成AIとストーリーで、現場の“知”を伝える
私は今、マニュアルやルールでは伝えきれない「現場の知恵・判断の背景・チームの気づき」を、生成AIとストーリーの力で言語化し、次の世代に伝えていく取り組みを行っています。
- 暗黙知のストーリー化
- 育成現場での会話づくり
- 倉庫現場の価値を見える化
現場にある“やりがい”と“誇り”を言葉に変え、「人を育て、文化を育てる物流」を目指しています。
■ 最後に
倉庫は、ただの箱ではありません。
人が育ち、価値が動く「未来を創る場所」です。
物流の仕事に誇りを持つ人を増やし、
現場の価値を、次の世代へ──。
そんな想いで、私はこれからも現場とともに歩み続けます。
職歴
会社名 | 仕事内容 |
---|---|
東海物産 株式会社 | 建築関係の自動制御の設計・施工管理 |
株式会社 タケヤマ (現株式会社 パックタケヤマ) | 発送課 包装紙・紙袋を扱う 倉庫管理・入出庫 2tトラックの市内配達配送 |
カリツー 株式会社 | 路線業者への積み込み作業 仕分け作業 10トントラックへの積み込みサポート デンソー・アイシン・トヨタ車体の部品関係を扱う |
中京荷役 株式会社 | 中部国際空港 貨物地区内にある 郵船航空にて航空貨物を扱う |
タカスエ 株式会社 | (株)リクシルの倉庫内で働く 水栓器具関係の部品のピッキング作業 |
派遣社員として 株式会社 マルト― へ派遣される | (株)豊田自動織機 高浜工場内で働く フォークリフトの部品を扱う部署にて、商品の格納・梱包作業を行う |
派遣社員として 株式会社 富士ロジティックス へ派遣される | ファイザー製薬(株) 名古屋工場物流センターで働く 医薬品及び梱包材を自動倉庫へ入出庫作業を行う ファイザー側が許可した マニュアルに従っての作業 |
派遣社員として トランコム 株式会社 へ派遣される (派遣契約が切れた後、 アルバイトとして働く) | 商品の格納・ピッキング作業を行う コンビニ・ドラックストアーなどの棚の部品を扱う |