倉庫の仕事を楽な仕事・単純作業と考え選ぶ正社員、その現状を知らない経営者。では、経営者は何をやればいいのか? (後編)

現場の課題問題は、
現場に任せるしかありません。

そこで重要な役割りを担うのが、
現場責任者です。

そして経営者は、
現場責任者が仕事に対する
やりがいや誇りを持てるように指導するのです。

会社が大きくなればなるほど、
経営者が現場責任者に
直接関わる事は出来なくなります。

その為、
現場責任者に近い人に委ねるしかありません。

では、仕事に対して
やりがいや誇りをいかに持たせるか?

この段階までくると仕事に対する姿勢ではなく、
生き方や価値観、人生観に関わってきますので、
コーチングスキルが求められます。

私がコーチングを学び始めた
15年以上前では、「コーチングって何?」
という認知度でしたが、
今は、多くの企業が取り入れています。

コーチングだけでなく、
ファシリテーターやPDCAサイクル、
OODA(ウーダー)ループといった
ビジネススキルも一般的になってきました。

ただ、倉庫の現場作業者に対しては、
まったくと言って活用されていません。

そこにこそ、
倉庫の正社員の作業者に足りないものなのです。

倉庫の仕事、毎日、毎日、ルーティン的な行動です。
まずは、そこに疑問や不安を持たせる必要があります。

この仕事をこのまま行っていていいのか?

何かを変える必要があるのではないか?

もっと仕事を行い易い
環境を作るには、どうするべきか?

一緒に働く人が、
働きやすい状況を作るには、どうするべきか?

どうすれば、仕事が早く終わるだろうか?

これらは、
私が倉庫の仕事を行う中で感じた不安や疑問です。

これらの不安や疑問を持った事で、
「7つの習慣」をはじめビジネス書を読み漁り、
コーチングを学びました。

コーチングを学び、
いろいろな価値観、
人生観を持った人と出会い、
倉庫の仕事を行う上での
やりがい・誇りを見出しました。
(詳しくは、私のクレドをご覧下さい)

倉庫の仕事をしている一般の作業者が、
自分のお金を使い、セミナーに通ったり、
コーチングを学ぶ事は、普通はありません。

なぜなら、
学ぶ必要がないからです。

ところが、
今の時代、倉庫現場の正社員の作業者には、
コーチングスキルが
必要不可欠だと実感しています。

私自身がそうであったように
倉庫の正社員の一般作業者であっても
コーチングスキルを学び、
自分と向き合い、
自分の生き方、考え方を見つめ直し、
自分の行っている仕事に対して、
どう接するかを
明確にする事が必要なのです。


物流倉庫現場作業者を自社の強みに変えるサポート/アクティーズ ジャパン

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